本年、2回目の遠征は前回に続いて魔女の横顔です。
その横顔をクローズアップすることを考えて、
焦点距離530mmの鏡筒を使用することにしました。
当日は、氷点下8度まで下がり、過酷な状況でしたが、
機材は順調に動いてくれて、予定していた撮影を行うことができました。

後半、薄雲の通過があったので、撮影した画像の一割程度を除いて
処理をしています。

フルサイズで撮影をしましたが、ボックスケラレが生じていますので、
その部分はトレミングしています。

CI2118-nik-pss

撮影日 2024年1月8日
撮影地 阿智村浪合
ε-160ED
D810A  (ISO1600)
120s x 87
EM-200 TEMMA3 Lodestar
PixInsight 1.8.9-2  Photoshop CS6


新しい年に入り、大きな災害や事故等で慌ただしい日々となっています。
そんな中、これまでに2回ほど遠征に行くことができました。
昨年末から撮影を始めたオリオン座ですが、魔女の横顔をターゲットに
撮影を行いました。
構図としては1等星リゲルによって照らされているIC2118であることから
リゲルを入れてみました。
通常の処理ではリゲルの輝きが強く出てしまい、星が主役となってしまうために、
マスク処理を施して輝き等を減少させています。


IC2118_PS

撮影日 2024年1月2日
撮影地 阿智村浪合
FS-60CB with RD (F4.2)
D810A  (ISO1600)
120s x 86
EM11 TEMMA2   Lodestar
PixInsight 1.8.9-2     Photoshop CS6
 

2023年も残すところ2日となりました。
これまで撮影した画像もまだ処理が出来ていませんが、昨日、RAT68号が届きましたので
今年最後の報告となります。
テーマが「怪」でしたので、聖書から怪について書かれている箇所を考えて、
ペンテコステの出来事としました。
散光星雲NGC281が聖書の記述にある聖霊に似ていることからその天体写真を選びました。
内容は、この世に教会を造りだした聖霊の働きについてふれています。

さて、次回のRATのテーマは、来年の干支からドラゴンとなったようです。
竜を思わせる天体がありますので、新年になったら、撮影に行く予定でいます。

それでは、皆様、善い年をお迎えください。
 Soli Deo Gloria

RAT68-281


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