11月は悲しい出来事が幾つかあり、しばらくブログの更新ができない状態でした。
その中の一つが、19年間共にいた保護猫のエド君が亡くなったことです。
エド君との出会いは散歩の途中で、道の脇に置かれていた段ボール箱を見つけたことです。
箱の中には、生まれて間もない二匹の猫が入っており、それを放置することが出来ないで
家に持ち帰ったのが始まりです。
エド君を阿智村に埋葬した日の夜、夜空がとても綺麗で、久しぶりで
星空の写真を撮影したくなって、浪合に出かけました。

中望遠レンズによりオリオン座をじっくりと撮影しました。
幸い、雲の通過も、風もなく、快適な条件下でした。
4時間を超える撮影でしたが、光害の影響の少ない画像を選んで処理を行いました。

この写真を見ながら星になったエド君を思い出しています。


ORION5pssips2s

撮影日時 2023年11月20日 23時19分~
撮影地 長野県阿智村浪合
85mm F4.0
D810A  (ISO1600)
120s x 80




11月に入っても夏日が3日も続いているような可笑しな天候です。
そろそろ11月の撮影対象をどうしようかと考えているなかで、
RAT67号が届きました。
今回のテーマは「アプローチ」、素直に接近と捉えて、
「彗星67Pがふたご座の散開星団に接近」としました。
これは全くの偶然ですが、RAT67号と彗星67Pが一致することになりました。
副題を「十戒」としたのですが、彗星と何の関係があるのかと思われる方は
是非、一読下さい。

さて、次回は、「怪」です。
これは、聖書から怪を見つけ出して、それから天体を考えていますが、
ほぼ対象は決まりましたので、後は文章の作成です。

RAT67-AP






前回、パックマン星雲を掲載しましたが、その後、SⅡフィルターでの撮影を
行うことができましたので、その2として報告します。
撮影は雲の通過もあったのですが、SⅡデータは4時間程度取得できています。

前回は、AOO合成として周辺構造を出すことに主眼をおいたのですが、
その結果、星雲中心部が飽和状態になってしまいました。
それで、今回は星雲中心部の青色を出すこととして、色合いもできるだけ自然な感じに
近いもの(星雲のRGB画像を参考にして)とすることを考え、SAOO合成で仕上げてみました。
ほぼ、期待した作品となったように思います。

281-AO-SOO-AOO-ps-nik-si-RGB-ps2sips



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