阿智の星見小屋の周囲は、雪ですが屋根を開くことはできます。
雪雲の通過の間を、撮影しました。
そのため、L画像は10枚の予定が、4枚のみとなってしまいました。
しかし、RGB画像まで撮影できましたので、画像処理を行いました。
像は多少荒れていますが、それなりに写っています。
月明かりがないのに、雲ではしかたありません。
これも、次回の楽しみとします。
今回の撮影で分かったことですが、オートガイダーα-SGRの性能の良さです。
雲でガイド星を1時間以上失っていても、再度検出すると、自動的にガイドをはじめてくれます。
撮影の5時間の間に3時間以上も雲でしたが、その間の晴れ間には完璧に追尾しています。
もちろん、赤道儀の極軸合わせが正確になっていることが前提ですが。
全く諦めることをしない、しつこいガイドに感激しました。
 
イメージ 1
M90 おとめ座の渦巻銀河
 
撮影日時 1月24日 1時17分~
撮影鏡筒 M-250CRS(1825mm)
CCDカメラ ML-8300(-40℃) 
 L:10分×4、 R:5分×3、G:5分×3、B:5分×2、(RGB:2bin)  80分
赤道儀 EM-400
ガイド鏡筒 SKY90 (α-SGR)