先月の台風18号による片付けを行うために、星見小屋に行きました。
到着した夜、天気予報を信じて、高嶺山に遠征しました。
午後11時過ぎに到着すると、霧の中でしたが、少しづつ晴れてきて、TOA130を設置しました。
山の上の駐車場には、先客の車一台だけでしたが、途中で帰られたので私一人でした。
しばらくして、雲が出てきてしまい、午前2時頃、30分程度はれて、再び曇り、
それでもアイソン彗星が見れることを
期待して4時まで待っても晴れず、結局、1枚も撮影できずに山を降りました。
 
翌日は倉庫の泥出しを行い、その疲れと、昨晩の不作で遠征をする気力を失い、
星見小屋で撮影することにしました。
主鏡250CRSは点検に出しているため、TOA130とST-10の組み合わせとしました。
今回は、冷却CCDではじめてですが、L画像を光害カットフィルターで撮影してみました。
午後9時過ぎから撮影をはじめて、途中、雲の通過がありましたが、L画像撮影終了から
雲となり、RGBHは撮影出来ないで終わったので、L画像のみのアップとなります。
18枚撮影したのですが、雲の通過の影響で使用できたのは7枚となりました。
光害カットフィルターを使用していないL画像と比較しないと確かなことは言えませんが、
よりシャープな写りとなっているように思います。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻  2013年10月8日 21時20分
TOA130(980mm)
ST-10XME (-10℃) 
フィルター:LPS-P2  10m x 7