これが、本年最後の投稿となる予定です。
皆様、本年も貴重なご意見、暖かい励ましの言葉をありがとうございました。
本年は、私にとっておおきな天体写真の節目となりました。
これまで、星見小屋だけで撮影をしていたのですが、パンスターズ彗星やアイソン彗星を
追いかけて遠征を始めたことです。
だんだんと、エスカレートして、2000mを越える山地に何度も出かけてしまいました。
約半年で40回程度は遠征したでしょうか。
そのために、いろいろな星仲間と出会うこともできました。
来年も、このスタイルは続けたいと思っています。
残念なことは、系外銀河の作品が不作であったことです。
私の画像処理スキルの不足もありますが、それ以上に彗星の撮影に力を
注いだことが原因のようです。
来年は、ラブジョイ彗星も離れていきますから、再び銀河の撮影に集中したいと
考えています。
そのために、11月に新しいCCDカメラを導入したのですが、まだテスト撮影中で
掲載できる画像取得まで至っておりません。
来年そうそうには、作品として仕上げて掲載したいと思っております。
 
さて、今回はNGC1491です。
はじめての撮影対象で、試験的に撮影をしてみました。
予想していたことですが、全体に淡く、それでいて中心部は明るく
難しい対象ですね。
よほど緻密な計画を立てて撮影に臨まないと、ものになる作品はできそうにありません。
今後の参考として掲載をしておきます。
なお、子午線超で、望遠鏡を反転したとき、画像がずれてしまいましたので、トレミングをしています。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2013年12月3日 22時05分~
EDGEHD8(1422mm)
ST-10XME(-30℃)
フィルター: L 10m x12、 R 5mx6、 G 5mx8、 B 5mx8
Total: 230m