2月に3晩かけて撮影したメドゥーサ星雲が漸く処理できました。
何度かメドゥーサ星雲は撮影していますが、
今回は、ナローバンド画像とブロードバンド画像を撮影して処理しました。
月が出ている日に、Hαフィルターで撮影し、その後、OⅢフィルターで撮影し、
AOO画像を得ることができ、これで完成にしようと思ったのですが、RGB画像も気になり
後日、遠征してRGBフィルターで撮影を行いました。
この時、大きなミスをしてしまいました。
反射鏡の後ろの蓋をするのを忘れてしまったのです。
気づいたのは、撮影を終えてフラット撮影に入った時でした。
これではRGB画像は使えないと落ち込んで帰ったのですが、
画像処理してみると、星が僅かに膨れてはいますが、
使えない画像ではなかったので、本当に助かりました。
さて、画像処理の方ですが、AOO画像とRGB画像を様々な方法で
合成してみましたが、惑星状星雲の内部構造がしっかりと捉えて、
酸素ガスの広がりが良く分かるのは、加算平均でした。
その結果、AOO画像が主体で、RGB画像は内部構造に反映されています。

撮影日: 2017年2月12日、2月21日、2月28日
Orion 25㎝(F4.0) with Pracorr2
SX-814(-30T)
Ha : 15m x 14, OⅢ: 15m x15
RGB: 10m x 6~7
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