5月の初めに遠征して、撮影していたソンブレロ銀河M104ですが、
仕上げることができました。

当日は、月が現れるまで、L画像の撮影をして終了。
撮影時間は、1枚5分間と10分間、それぞれ撮影し、画像処理してみましたが、
5分間の方が細部が良く写っていました。
銀河全体の広がりを捉えるために、両者を加算しています。
さらに、銀河内部の白飛びを抑えるために、1分間の撮影も加えました。

後日、RGB画像を撮影しましたが、午後9時頃からの撮影で、空には明るさが
残っている状況でした。
細部を詳細に写し出すことを考えて、1bin の10分間撮影としました。
RGB画像を処理してみると、ほぼ期待していた色が出てくれたので、
LRGB処理をして仕上げました。

両日ともシーイングがよく、拡大に耐える画像を得ることができました。

イメージ 1

撮影日: 2018年5月4日 、14日
下條村ひさわ地区にて

μ250CRS with RD
SX-814 (-30℃)
EM400  Lodestar X2
L:  1m x 12,  5m  x  6,  10m x 12  
R:  10m  x 4,  G:  10m x 4,  B: 10m x 4