本年は入って、3度目の遠征は、岐阜県の初めての場所でした。
長野県南部は、薄曇りの予報でしたので、晴れ予報の岐阜県加茂郡東白川村としました。
のんたグループからの情報で、場所を教えてもらい、行ったのですが、良いところでした。
S氏が既に到着して、撮影場所を決めてくれていたので、直ぐに撮影体制に入ることができました。

月がまだ出ていたのですが、北の系外銀河をL画像から撮影することにしていたので、
撮影を開始しました。
L画像を3時間撮影して、ピント確認したのでが、全くずれてなく、さらにRGB画像を3時間
撮影しました。
風もなく、雲の通過もなく、ピントのずれもなく、長焦点での銀河の撮影では、一晩で撮影が
完了するという、これまでに経験したことがない、好条件でした。
このシーイングの良さは、標高が400mと低く、周囲に高い山もない土地の影響があるものと
思われます。

そのため、良い画像が得られ、画像処理もスムーズに行うことができました。

長野の高原は、暗さは良いのですが、強い気流のせいでシーイングが悪く、いつも苦しんでいたことを思うと、
長焦点撮影に適しているこの場所を見つけることができて大変に嬉しいです。
これも、のんたグループのお蔭です。

NGC2841はおおくま座の系外銀河で、今回初めての撮影対象とでした。
近くの恒星との色の対比が美しい銀河であることが良く分かります。


イメージ 1


撮影日 2019年1月13日~14日

μ250CRS with RD
SX-814 (-30℃)
EM400  Lodestar X2
L:  1m x 9,  10m x 21  
R:  10m  x 6,  G:  10m x 6,  B: 10m x 4