岩本彗星が13日に地球に最接近し、さらに、NGC2903にも近づくということで、
下條村まで遠征してきました。
当日は、彗星の見える時間帯では午前5時頃にもっとも近づくとのことでしたので
ゆっくりと出かけ、現地には九時過ぎに到着、すでに にゃんたさんが待機中でした。

到着後、一面、雲の中となり、それでも3時前から雲が去り、撮影を開始しました。
地球に最接近していたので、彗星の移動が早く、出来れば短い鏡筒にしたかったのですが、
銀河もしっかりと写したいので、考えた末に、13㎝屈折にしました。
前回、ISO6400にして、やはり画像が粗くなっていたので、今回は4000とし、
4分間の撮影をしました。
それでも、彗星の動きが早いために、一枚写真にもコマの移動が写っています。
彗星には、淡い二本の尾が見えています。

撮影は、4時半過ぎから、薄い雲が通過し、5時には一面雲となりました。
そのために、約1時間半の撮影となりました。
先ずは、比較的尾の写りの良い、一枚画像を掲載します。

イメージ 1

撮影日時 2019年2月14日 3時27分
TOA130NS  with 35RD
D810A  ISO4000
240s