2012年02月

地区の会合出席のため、二日間、阿智に滞在できましたので、二日目の夜の撮影が可能となりました。
午前1時頃から、彗星の撮影に入りましたが、10分おきに雲が通過する天候のために、
撮影に苦労しました。
今回は、80EDの横に60CBを載せて、デジカメでも撮影をしました。
ST-10でガイドをさせての撮影です。
フル画像にすると容量が大きすぎて、掲載できませんので、広さで約50%のトレミングをしてあります。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2月28日 3時3分~
FS-60CB (255mm)
EOS-60D (-26℃)
ISO1600、5分x2、 10分
EM200T2M セルフガイド、 恒星追尾
 

ギャラッド彗星を撮影するのは、これで二回目となります。
星見小屋内では、250CRSでひまわり銀河を撮影していたので、外に設置した85EDで撮影しました。
彗星のモノクロCCDカメラによるカラー撮影は難しいですね。
前回、250CRSで失敗しましたので、焦点距離を450mmと短くし、撮影時間も各フィルター2分としました。
画像処理も核の部分をつぶさないで、淡いイオンテイルを出すのに苦労しました。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2月27日 4時57分~
85ED (450mm)
ST-10XME (-35℃)
L: 2分 x 1、R:2分x1、G:2分x1、B:2分x1 (RGB:1bin)  Total: 8分
EM200T2M セルフガイド、 恒星追尾
SI6, PS6
 

今季、最初の火星を名古屋で撮影しました。
風が強く、画像が動いて、詳細に写りませんでしたが、それでも記念に掲載します。
2年ぶりの火星を見ながら、懐かしい気持ちになりました。
また地球に近づいてくれました。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2012年2月24日 0時16分53秒
C9.25 (2350mm)
DFK21AU04, 3xBallow 
60秒、30fps、1000frames
 

ようやくギャラッド彗星を撮影することができました。
焦点距離1830mmで撮影しましたので、彗星の動きが大きくなり、
フィルター合成が難しくなってしまいました。それで見栄えの良いL画像のみを
掲載します。
後日、RGB画像を処理してみます。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2012年2月20日 2時49分
250CRS
ML8300(-45℃)
L画像 5分
恒星追尾
 

日曜日の夕方から月曜日の朝まで本当に良く晴れてくれました。
雲が全くなく、全天が撮影の対象となり、星見小屋の中で250CRS、外でTOA130を使って
同時に2台のCCDカメラを使い銀河を撮影しました。
朝3時過ぎに、ギャラット彗星を撮影できたのですが、もう体力の限界を感じ、終了としました。
先ずは、星見小屋内部の250CRSによるアンテナ銀河です。
位置がシリウスより低いため、西の林が邪魔をして、南中過ぎて30分程度で撮影はできなくなりました。
従って、L画像は6枚で終了となってしまいました。
南中に最も重要なL画像撮影を考えて、R、G、B、Lの順で撮影をしました。
二つの銀河が衝突している付近の高温部のガスが赤色で確認できます。
イメージ 1
 
撮影日時 2012年2月19日 23時10分~
250CRS(1830mm)
ML8300(-45℃)
L:10分×6、 R:10分×3、 G:10分×3、 B:10分×5(RGB:2bin)    170分

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