2012年10月

いびつな五角形のぎょしゃ座を50mmで撮影してみました。
この中を冬の天の川が流れているのですね。
V4フィルターのために勾玉星雲が目立ちますが、M36, M37, M38 の散開星団も
写っています、
勾玉星雲を中央に置いたため、五角形が左によってしまいました。
 
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撮影開始時刻  2012年10月15日  午前3時40分
EF50mm F1.4 → F4.0
EOS60D(-15℃) ISO1600  5分×10
 

先週、撮影した写真が、まだ処理出来ていないので、大急ぎで処理して掲載します。
先ずは、カシオペア座の散光星雲 NGC281です。
これも、今回、はじめての撮影です。
星雲のサイズが、小さくもなく、大きくもなく、手ごろな対象ですので
デジタルカメラでの撮影をおこなってみました。
良く赤色が出ていますが、冷却CCDカメラとの比較をしたいです。
ガイド鏡の焦点距離が240mmなので、ずれが生じるか心配したのですが、
ほぼ完璧なガイドでした。
 
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撮影開始時刻 2012年10月15日 午前0時24分
TOA130 (720mm)
D90 (ISO: 1250)
5分x12
ガイドシステム αSGR GT-40(240mm)
フラット撮影はEL板使用
 

これは、はじめての撮影となりました。
ケフェス座の散光星雲 IC1396です。
もう少し、早い時期に撮っておくべきでした。
最後の撮影では、かなり西に望遠鏡が傾いておりました。
今回の85EDを使った最後の天体写真ですが、最初に撮影したもので、この時は
カメラのCCD面に結露はなく、冷却機能は働いています。
この対象はV4フィルターを使わない方が良かったのかもしれません。
次回はノンフィルターで挑戦してみます。
 
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撮影開始時刻 2012年10月15日 午後9時42分~
FSQ85ED (327mm)
EOS60D (-15℃ ISO1600 LPS-V4)   5分 x 18
 

いよいよ、今回の天体写真の本命となりました。
星見小屋にある1825mmによるM74銀河です。
大気が安定しており、ガイド星も直ぐに見つかり、撮影には楽な対象でした。
ガイドも安定しており、撮影した画像が全て使えています。
しかし、画像処理は難しいです。
ノイズもでますので、強くはかけられません。
そのために、切れ味がいま一つです。
 
 
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撮影開始時刻 2012年10月14日 午後11時34分~
250CRS (1825mm)
ST-10 (-20℃)
L 5mx22、  R 5mx6、 G 5mx6、 B 5mx6 (RGB 2bin)
 

なんとかして上手く撮りたい。ここ2年間ほど狙っていた勾玉星雲です。
なかなか良いチャンスに出会うことができませんでしたが、今回なんとか撮影できました。
勾玉星雲は、やはり赤色が魅力なので、あえてフィルターを付けての撮影です。
327mmでなんとか収まりました。
しばらく、この写真を眺めることにします。
 
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撮影開始時刻 2012年10月16日 午前2時19分~
FSQ85ED(327mm)
EOS60D (ISO 1600 LPS-V4) 5分 x 18
 

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