2020年06月

梅雨の最中、RAT-47が届きました。
テーマは「人生」。
自らの半世紀を超える人生を振り返りながら、聖書の存在を考えてみました。
聖書を律法の書、道徳の教科書、生き方のテキストとして読んでいた時代から、
福音の書、喜びの知らせ、希望の光として読むことができるようになってから、
生きることが楽になったように感じます。

人間同士の衝突も、背後におられる神様が、
最善に変えて下さることを信じていこうと思う。

さて、次回のRATのテーマは「名前」。
星の名前、星座の名前、星雲の名前等、宇宙には名前が溢れています。
メジャーな名前の星雲からマイナーな名前の星雲まで色々ありますが、
その中で、何を選びますかね。
楽しみながら、考えてみます。


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6月に入り、梅雨の中ですが、晴れ間に長野まで遠征をすることができました。
本年最初のTOA130を使用して、白鳥座のプロペラ星雲を撮影しました。

初日は、月の明かりが強く、心配したのですが、Hα画像は詳細な写りで問題ありませんでした。

二日目は、月は小さいものの、雲の通過が激しく、写りの悪いSⅡ画像が何枚かありましたが、
ほぼ期待した枚数を得ることができました。

三日目は、月の明かりはなく、快晴の中、良好なOⅢ画像を予定通り得ることができました。

プロペラ星雲は、水素輝線が最も強く、次に硫黄輝線で、酸素輝線は大変に弱いですが、
OⅢ画像を慎重に処理するとその分布が見えてきます。

SAO合成にて処理をしていますが、カラーシフトを丁寧に行うことによって、
SⅡ画像から薄い赤色を写し出すことができました。

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撮影日   2020年6月8日、15日、16日
撮影場所  長野県 阿智村 星見小屋
TOA130NS with RD
SX-814(-20d)
Hα: 1200s x 10
SⅡ: 1200s x 10
OⅢ: 1200s x 14

5月の下旬に撮影をしていた対象ですが、
その後、ダークデータを得て、ようやく画像処理となりました。
Hαは月明かりの下での撮影、SⅡとOⅢは月が出ていない時間帯にて
撮影を行うことができています。
以前、クレセント星雲だけを対象に撮影をしましたので、今回は、
クレセント星雲周辺を写し出すことを目的としました。

SⅡのデータも得ることが出来ているので、ハッブルパレット処理も考えたのですが、
最終的には、より自然な写りとなるように、SA-AO-O合成にて処理を行いました。

OⅢの写りが良かったので、クレセント星雲の青色もしっかりと見えています。


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撮影日 2020年 5月28日、29日
撮影地 長野県下條村

FSQ-85ED with RD

SX-46 (-20d)
Hα   10min x 14
SⅡ  15min x 8
OⅢ 15min x 9
ALL 1bin

おうちで天文の月刊星ナビ7月号のギャラリーに惑星状星雲を掲載して頂きました。
今回はというか、今回もですが、銀河と惑星状星雲の2作品を送っていたのですが、
掲載となったのはAbell33 惑星状星雲でした。
私としては銀河の方に力を入れていたのですが、珍しい惑星状星雲の方が、選者の目に
留まったようです。

これは、緊急事態宣言が出される前の3月中旬に、長野に遠征して撮影することができた対象です。

コメントに 「スパイダーのある反射系で撮るとカッコイイですね」と書かれており、
これまた珍しいコメントで驚きました。
確かにその通りなのですが、カッコイイと評価して頂き、
写真のカッコ良さについて考えるきっかけとなったようです。

投稿した写真を掲載します。

Ab33-AOO-RGB-HM-ps-HDR-si-ps-si-HOSHINABI-s







緊急事態宣言が解除され、漸く天気も良くなり、2日間 長野に遠征に行くことができました。
初日は、朝、快晴の予報でしたが、現地に夕方着くと曇りとなり、日付が変わるころに
漸く晴れ、しかし、その後も薄雲の通過となりました。
しかし、現地では、Kさんと一緒で、お話をすることができ楽しい一夜でした。

翌日も同じ場所で、朝まで快晴となり、薄雲の通過もなく、十分な撮影ができました。
2台体制でしたので、最初に、長焦点で撮影したM17オメガ星雲の中心部を掲載します。

M17の中心部は非常に輝度が高いので、オメガ星雲全体を写すと白飛びしてしまうところです。
そこで、あえて長焦点で中心部を撮影してみることにしました。
望遠鏡のF値が7.2と暗いのですが、ナローフィルターを使い、
Hαは15分間、OⅢは20分間、SⅡは20~30分間として撮影しました。

画像処理は、SAーAOーO合成としました。
ハップルパレットのSーAーO合成は、全体に黄緑色となり単調な画像となってしまうので
ブロードバンドに近いAーOーO合成を選び、それにSを加えました。
その結果、中心部を青色で、周辺部を赤紫色で表現することが可能となりました。
Hαを暗い望遠鏡にしては、比較的短時間で撮影したので、中心部を色飛びさせることなく、
写し出すことができました。


M17-SAD-SAAOOD-HOSHINABI-jp




撮影日: 2020年5月28日・29日
撮影地: 長野県下條村ひさわ地区

タカハシ μ250CRS with RD
SX-814(-20d)
SⅡ:  1800s x 6, 1200s x 6
Hα:  900s x 12,  120s x 12
OⅢ:  1200s x 10




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