2021年09月

先に掲載していた小バラ星雲からCTB1辺りですが、
その後、LRGB画像とHa画像を追加撮影することができましたので
報告致します。
8月の終わりに、久しぶりで遠征するチャンスがあり、
茶臼山高原に行ってきました。
場所は、長野県側にある茶臼山湖で、愛知県側に比べて人も少なく静かな場所です。

当日は、月が出るまでの2時間程度、LRGB画像を撮影し、その後はHα画像を
撮影して終えることができました。

前回のAOO画像では、CTB1に力を入れ過ぎて、小バラ星雲が色飛びしてしまい、
星像も悪かったので、LRGB画像を主体として、AOO画像を加える方法をとりました。
その結果、CTB1の見え方は弱くなりましたが、小バラ星雲の構造が分かり、
星像も改善されて、全体的に自然な写りとなったように思います。

CTB1-A17D-A17-O5-O5-R2-HOSHINABI-2


撮影日 2021年8月29日 午後7時53分~
L: 300s x 12,  RGB: 600s x 3  (1bin)
Hα:1200 x 9 (2bin)

9月に入っても雨が続き、仕事も重なって、天体活動から遠ざかっていますが、
RAT-54が届き、再び遠征の気力が与えられています。

さて、今回のRATのテーマは「言葉」です。聖書は神の言葉に満ちていますが、
どの言葉にするかは以前から決まっていました。
天体を考えるならばこれしかない言葉。
「私はアルファでありオメガである」からオメガ星雲です。

以前から何度も撮影していたオメガ星雲ですが、本年撮影の写真が
星ナビに掲載されていましたので、それを用いました。

次回のRATのテーマは「花」です。
これは、幾つか候補がありますので、じっくりと考えていくこととします。

RAT-54-M17


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