今週、久しぶりで遠征に出かけたものの、機材の故障で成果は無し。
それで、処理に苦しみ、長く放置していた画像に取り組みました。
アンドロメダ銀河の周辺に存在している水素輝線雲を写し出すことを
目的に撮影したもので、以前、Hα画像だけは掲載をしていたものです。

その後、カラー化を試みたのですが、期待したようには写し出すことはできず、
2年近くもそのままでした。
それで今回、LHαRGB画像を見直して、カラー化に再挑戦しました。
これまでは、水素輝線雲を炙り出すことに熱中して、銀河本体が粗くなって
いたので、両方を注意しながら仕上げてみました。
やはり、水素輝線雲は超淡いので、明瞭な写りではありませんが、
アンドロメダ銀河の東側にその存在が分かります。

M31-A35LL-RGB-KH-2ps-ps-bm_r-rgb-ps-os-ps-jp

撮影日 2019年8月25日 9月9日
長野県阿智村
FSQ-85ED with RD
SX-46(-20d)
Hα: 15min x 35(2bin)
L: 5min x 12(1bin)
RGB: 10min x 3(1bin)