2月最後の日となり、今月28日発行のRAT第81号を届きましたので
その内容をお伝えします。
RATのテーマは今年の干支である「馬」なので、副題を「馬とろば」としました。
聖書の預言書には、平和の王がろばに乗って来ると書かれています。
その預言の実現として、イエスはエルサレム入城をろばに乗って行いました。
平和の王は、馬のような軍事力で戦うのではなく、ろばのように人に謙遜に仕えることによって
世に平和をもたらされるのです。
天体写真では、中央の馬頭星雲を戦いの象徴としての馬、その左下の反射星雲を平和の象徴である
ろばと考えてみました。
反射星雲がもう少し上まで見えたほうが良かったように思います。

さて、次回のテーマは「AI」です。
聖書との関係は大いにありますが、天体写真はどうなることでしょうか。
ChatGPTを使用すれば、すでにテーマと関係しますね。


RAT-81-JP

しし座のヒクソンコンパクト銀河群を撮影しました。
当初の撮影対象ではなかったのですが、目的とした天体が電線にかかり、
この天体に変更としました。
処理された画像を見て、結果的にはこれで良かったように思っています。

さて、撮影ですが、最初の晩のL画像は順調に撮影ができましたが、二晩目のRGB画像は、
RG撮影中に薄雲が頻繁に通過して、いくつかの画像を捨てることとなりました。
G画像撮影時は、雲の通過もなく、全ての画像を使うことができています。

写真ではメインの4つの銀河の他に小さな銀河が幾つか確認できます。
4つの銀河は中央に位置する渦巻銀河NGC3190とS字の棒状渦巻銀河NGC3187そして楕円銀河NGC3193さらに南の渦巻銀河NGC3185です。

異なる銀河が集まった魅力溢れる場所となっています。


NGC3190_R13G10B25_L45_CS_SI_PS

撮影日時 2026年2月13日、18日
撮影場所 長野県阿智村伍和 星見小屋
Orion 250mm with Paracorr2
SX-814(-30d)
L: 240s x 45
R:180s x 13,  G:180s x 10, B:180s x 20
EM-400 Temma2 Lodestar x2
PixInsight1.9.3,  Photoshop 2025, StellaImage 9

先月に続いて2月に入ってからも、幾つかの銀河を撮影することができました。
その中で、おとめ座の渦巻銀河M61を掲載します。
もうだいぶ以前のことになりますが、M61は小さい銀河ですが
その周辺の二つの銀河とのバランスが良いことに注目して撮影を行い、星ナビにも掲載されました。
2018年のことで、それから8年が過ぎた今回は、
新しい画像処理方法により、更にこれら銀河の解像度を高めた作品を目指しました。
当時と撮影カメラは同じですが、鏡筒を焦点距離の短かなものとして、
より周辺の銀河も加える構図としました。

撮影処理した写真から、M61の東に系外銀河NGC4303A、西にNGC4292さらに北に小さなNGC4301が分かります。
それぞれの銀河の色と構造の違いも明瞭に写し出されました。

M61_RGB_SPCC_L50_HDRM4_UM_GT_SI_PS_SI_PS_PS

撮影日時 2026年2月13日  0時47分~、2月18日
撮影場所 長野県阿智村伍和 星見小屋
Orion 250mm with Paracorr2
SX-814(-30d)
L: 240s x 50
R:180s x 26, G:180s x 24, B:180s x 30
EM-400 Temma2  Lodestar x2
PixInsight1.9.3,  Photoshop 2024, StellaImage 9





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