2012年03月

二週間ぶりで、火星を見ました。
衝を過ぎているので、輝きは落ちていますが、大気は安定していました。
南中一時間前から撮影を開始し、丁度、南中の時に最も良い状態となりました。
南中過ぎから大シチルスが見えてくることを期待したのですが、
その後は大気が不安定となってしまいました。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2012年3月27日 22時13分37秒
C9.25 (2350mm)
DFK21AU04, 3xBallow
1/65、120秒、30fps、2000frames

2月に撮影したアンテナ銀河を、思うところがあって再び画像処理してみました。
名前の通り、2つのアンテナ部分(触角)がより鮮明にでるように、
全体に明るめの処理をしております。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 次のは、少し赤みを強調して見ました。
 
イメージ 2
 
最後にカラーバランスを少し動かすだけですが、大きく変化します。
 

今回の子持ち銀河M51の画像処理、最後となります。
R画像が多少星が動いていたものですが、使用して、RGB画像を増やしてみました。
さらに、L画像からもう一度やり直してみました。
如何でしょうか。
前回の場合よりも、色に深みが着いたように思います。
 
イメージ 1
 
以下が今回使用した全ての画像データとなります。
L:10分 x 11、 R:10分 x 2、 G:10分 x 2、 B:10分 x 2 (RGB:2bin)  Total:  170分

前回のM51の画像にL画像を7枚追加して11枚とした画像処理を行いました。
そのため滑らかな写りとなっております。
 
イメージ 1
 
撮影日時  2012年3月20日 1時59分~
        L画像 10分x7  70分
        L画像の合計110分
 

今回の阿智における星見の最後の画像となります。
南中直後から撮影を始めました。
M104の撮影と同じように、AO8だけで補正をしております。
空の暗さに助けられて、L画像は40分だけですが、なめらかに写りました。
今回の写真撮影で分かったことですが、ST-10にAO8を付けた場合、
バックフォーカスが長くなるため、250CRSではピントが合わないことです。
結局、この組み合わせは直焦点にたいしてのみとなります。
M104の写真と同じですが、オートガイドを使用していなため、画面の星が動いており
結局、それぞれの画像でずれが出来てしまい、周囲を削除することになりました。
その結果、元画像の8割程度の写真範囲となっております。
 
 
イメージ 1
 
撮影日時  3月21日 1時58分
250CRS (2500mm)
ST-10XEM (-30℃) with AO8
L:10分 x 4、 R:10分 x 1、 G:10分 x 1、 B:10分 x 2 (RGB:2bin)  Total:  90分
EM400 ノータッチガイド
 

↑このページのトップヘ