2012年04月

昨日に続いて、良く晴れてくれました。風もなく、透明度も高いので、昨日よりも
土星の縞模様が鮮やかに写すことができるのではないかと期待しました。
仕事の都合上、9時から南中直前までの撮影でしたが、ほぼ期待した通り、
今季最高の写りとなりました。
 
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撮影日時 2012年4月28日 午後10時19分39秒
C9.25 (2350mm)
DFK21AU04, 2xバローレンズ
1/16、180秒、15fps、1600frames

今朝の雨が上がって、午後から快晴となりました。
雨のために大気中の黄砂も無くなったようです。
南中2時間前から南中まで土星を観察しましたが、期待したほどには安定していませんでした。
透明度は良い状態でした。
これまで、土星は2.5倍パワーメイトを使っていましたが、今回は2倍バローレンズとしました。
 
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撮影日時 2012年4月27日 10時29分13秒
C9.25 (2350mm)
DFK21AU04, 2xバローレンズ
1/16、180秒、15fps、1800frames

阿智は、桜と花桃の満開の中で、気温も25℃まで上昇しました。
星見としては、気温の上昇は有難くありません。黄砂も心配される中、
二日目の撮影を行いました。
前日、M51が撮影できましたので、M63の撮影を行いました。
まずL画像でひまわり銀河を導入し、ガイド星を探すと、光が弱いながらも見つかりました。
しかし、B画像では、そのガイド星が暗くて、ガイドできませんでした。
そのため、別のガイド星を探すのに、30分もかかり、ようやく
明るいガイド星が見つかりましたが、画面の中央から銀河が外れています。
結局、L画像とRGB画像の画面にずれが生じましたので、トレミングとなりました。
黄砂の影響がなかったならば、L画像のガイド星で全てがガイドできた可能性があります。
また、B画像のガイド星のとき、露出時間を2秒から3秒に変えておけばよかったのかもしれません。
M51に比べて、ガイド星が見つかりにくく、苦労しましたが、なんとか、撮影できて良かったです。
L画像は20枚としましたが、1枚だけ、小さな光が入り込んでいましたので、削除し、19枚となりました。
 
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撮影時刻 2012年4月24日 午後23時10分~
250CRS(1825mm)
ST-10XEM(-20℃)
L:5mx19(1bin),     R:5mx5, G:5mx5, B:5mx10(2bin)      total:195m
セルフガイド
 

今季、最後のM51の撮影と思い、気合いを入れて撮影をしました。
昼間の雨が止み、空気は澄んでいましたが、湿度の高さには悩まされました。
気温も高く、CCDは-20℃としましたので、ダークも撮らなくてはなりません。
 
今回は、銀河の周囲の薄明るい「もやもや」を写すことを目的として、焦点距離を短くとりました。
B画像を多く撮影した結果でしょうか、前回の直焦点のものに比べて、赤味が強くなっております。
また、輝星にじみが出ないように、軽めに処理をしています。
 
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撮影日時  4月23日 23時45分~
250CRS with レデューサー(1825mm)
ST-10XEM (-20℃)
L:5分 x 20、 R:5分 x 5、 G:5分 x 5、 B:5分 x 10 (RGB:2bin)  Total:  200分
EM400 セルフガイド

土星の撮影に時間をかけていましたので、いて座の散光星雲の画像処理が
遅れてしまいました。というか、忘れておりました。
さそり座のアンタレス付近を撮影した後に写しました。
135mmだと干潟星雲も三裂星雲もまことに小さいですね。
こちらも、次回、もっと時間をかけて写したいです。
 
 
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撮影日時 2012年4月2日 3時50分~
EOS60D SEO-SP3 (-21℃)
EF135mm F2L
ISO1600 F3.5  4分x12: 48分
EM200T2M
 

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