2012年05月

阿智村の星見小屋でこぎつね座の惑星状星雲 M27 を撮影しました。
夕方から雲が出始めて、午後11時頃まで曇りでしたが、日付が変わるころから晴れ間が出てきました。
M57も考えたのですが、レデューサーを取り付けてあるので、結局M27としました。
午前3時半頃には、空が明るくなるので、2時間以内で撮影をしなくてはなりません。
幸い、M27は明るいので、短時間で全て1binで行いました。
L画像の撮影が終わって雲が出てきて、撮影を諦めたのですが、再び雲が消えてRGBも撮影できました。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2012年5月28日 午前1時35分~
250CRS(1870mm)
ST-10XME(-20℃)
L:5分×6、 R:5分×4、 G:5分×4、 B:5分×4   Total: 90分
ダーク、フラット補正(スカイフラット)
SI6、 CS6 
 

阿智の星見小屋の近くの友達が、河原で面白い石を見つけたとフェイスブックで知らせてくれました。
その写真では、大きな石の中央に一本の線が見えています。
自然にできたものならば、なんだろうか?
興味を持って、早速、現地に出かけてきました。
 
イメージ 1
その石は、写真中央の河原の中の最も大きい石です。
ところで、星見小屋は、この写真の上部の家辺りにあります。
 
イメージ 2
確かに、遠くから眺めると石の中央に点線状の何かが見えています。
 
イメージ 3
石は、黒雲母花崗岩です。お分かりのように人工的に穴が掘られています。これは、石を割るために掘られたものと思われます。残念ながら、自然の仕業ではありませんでした。
これは、採石業者が行ったのでしょうか?
それとも河川工事によるものなのでしょうか?
いまのところは不明です。
御存じの方がおられましたらお知らせください
 
 

22日にカナダから帰国しました。
日本では、日食フィーバーだったようですね。妻も日食観察記録を付けていてくれました。
さて、カナダに行く前に撮影した黒目銀河を掲載します。
M64は、Black-eye galasy の他に Sleeping Beauty galaxy (眠れる森の美女銀河)と呼ばれることも
あるそうで、こちらの方が魅力的ですね。
そう言えば、ナイアガラの滝にも Maid of the mist (霧の乙女) と呼ばれる所がありました。
今回も、適当な場所にガイド星を見つけるのに苦労しました。
それで30分ほど格闘しましたが、M64を画面の真中にセットすることができませんでしたので
下の写真はトレミングをしています。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2012年5月13日 21時59分~
250CRS (1870mm)
ST-10XME (-20℃)
L 5分×20、   R 5分×4、 G 5分×4、 B 5分×6 (RGB: 2bin) 、 Total  170 分
ダーク、フラット補正
SI6、 CS6 
 

ナイアガラの滝は、トロントからすぐそばと思って、レンタカーで出かけました。
135kmもあり、しかも週末の渋滞で、3時間ちかくかかりました。
カナダ側からの滝です。
アメリカ側の滝は、岩が多く、観光船が近くまでいけるのはカナダ側の滝です。
テーブルロックまで歩いて、滝の真上の写真を撮りました。
水しぶきがかかるので、防水カメラを持っていってよかったです。
イメージ 1
カナダ側のナイアガラの滝
 
イメージ 2

本日で、カナダでの会議は終わりました。
英語だけの長い会議から解放された喜びで、市内のショッピングモールでブックストアーによって
天文雑誌を買ってしまいました。
どちらも、約7ドルです。
内容は、SKYのほうが科学的に興味深い内容となっています。
どちらもコマーシャルが少ないのが良いですね。
日本の雑誌は、高いのにも関わらず、コマーシャルが多いのはなぜでしょうか?
空港と機内の中での長い時間、じっくりと読んで見ることにします。
 
イメージ 1

↑このページのトップヘ