2012年06月

 伝統的七夕の日(2012年8月24日)およびキャンペーン期間中の夜間、 明かりを消して七夕の星を見よう、という具体的な行動を全国に呼びかける 「伝統的七夕ライトダウンキャンペーン2012」が推進されています。
 私もこのキャンペーンに協力をいたします。
星空を見ることから、節電につながり、さらには省エネに貢献できるならば、嬉しいです。
原子力エネルギーに頼らない社会形成のためには、自然エネルギーの利用も重要ですが、先ずは、
節電ですね。経済優先の社会から、人の命と環境保護が優先される社会に変えていきたと願います。
 
 

先日、星見小屋付近の知人から相談を受けて、
阿知川右岸、城山(603m)東方の山腹斜面の崩壊地を調査しました。
私も、以前からこの崩壊に気付いていたのですが、最近、崩壊が進んでいるようです。
この場所の崩壊がさらに進み、最悪、土砂が阿知川を堰き止めた場合、住宅地に洪水が及ぶ危険性があります。
現在、そのことを心配して、周辺住民は不安を感じています。
しかし、村はこの住民の声を聞いても動こうとしないようです。
そこで、6月25日と26日の二日間、現地を調査しました。
 
イメージ 1
 
崩壊地の写真、左側には断層があり、その左側は花崗岩で崩壊地は変成岩からなります。
断層は北東方向の走行なので、断層が崩壊地におけるすべり面となる可能性はありません。
また、変成岩の層理面は傾斜も緩やかなのですべり面となることはないでしょう。
 
イメージ 2
 
崩壊地の中ほどに、新しい樹木が倒れていますので、崩壊は明かに進行中です。
 
イメージ 3
 
崩壊地の先端部分です。この先端部分が今後さらに上部に向かって進行していくかどうかは、
確かなことは分かりませんので、今後観察を続ける必要があります。
但し、私が見たところ、山腹の表層部分が崩落しているようですから、
山体が崩れるような大規模な崩壊までは至らないように思われます。
 
このような状況ですので、2週間に1回程度の頻度で、観察を続けていく予定でいます。
 
 

先に人工衛星の問題に触れましたが、そこでは天体写真における迷惑物として触れました。
また、落下の危険性もコメントしました。
しかし、現実は、それだけではないようです。
人工衛星の打ち上げや、人工衛星そのものが地球の周辺にゴミをもたらしているからです。
 
 
環境問題は、宇宙にまで及んでいますね。
 

福島県福島市から現在、兵庫県宝塚市へ避難している女性の方からの文章を紹介します。
 
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私が福島にいる頃、子供たちが『ぼくたちどうせ死ぬんでしょ!?』などという台詞は日常的でした
初めは言葉に詰まっていた大人もだんだん
『そう、だから死なないように避難するんだよ』
という説得の言葉になりました

暑い夏も窓を閉め、長袖にマスクで授業を受けなければならない子供たち
体育も外遊びも一切禁止!
学校の校庭が使われないから背丈ほどの草が生えていまし
子供たちが土や草木を触ろうとすると親はヒステリックに怒り、側溝の上も歩かせないように気をつけました

ガイガーカウンター(放射能測定機)を買い、計ってみると驚くほどの数値が家の中でもあり、みんな窓際から子供ベッドを部屋の真ん中に移し
食事にも神経を使い
家の屋根や壁は高圧洗浄機で除染をし
通学路の土を削り
せめてもと週末は他県に避難をし
そこまでしても、鼻血を出す子が続出し、下痢、頭痛が止まらない子がたくさんいました

娘の友達が何人も白血病の初期症状と診断され、甲状腺の異常が見つかった子もたくさんいました

母親たちはいてもたってもいられず避難しようとしますが、家庭や職場などで意見の食い違いが起こりあちこちで揉め事が絶えなくなりました

うちも避難はしたものの、震災後10ヶ月間もいてしまったので娘がいつどうなるかわかりません
娘は一生その不安を抱えて生きていかなければなりません

一番危険な10ヶ月、避難できず福島にいてしまった親としての罪、無理矢理引き離して子供から全てを奪ってしまった親の罪
何が正しかったのか全くわからず、どちらにしても子供には申し訳ないという思いだけです

報道も福島の現実はタブーとされ一切伝えられません
他県でも福島は閉じ込めておいて自分たちにふりかからなければいいという考えなのでしょうか?
また、今だに『大袈裟な』と思ってる方も多いのでしょう

原発再稼動などして、もし何かあったらどうするのでしょうか?
自分たちの所は起きないと思っているのですかね?
日本の中でこんなことが起こっているのに
なぜ日本人は目を覚まさないのか
不思議でなりません

大飯原発
何かあったら神戸あたり風向きによってはかなり酷くなる可能性がある距離です
しかも避難区域にならないから一番悲惨でしょう
なぜ皆さん焦らず平和でいるのか不思議でなりません

天体写真の撮影にとって、人工衛星は迷惑ですね。
これ以上、人工衛星を増やすことは止めて頂きたいものです。
ところが、事態はますます悪い方向に進んでいるようです。
宇宙空間での軍事活動に政府が向かっているからです。
そうなれば、際限もなく軍事衛星が打ち上げられることでしょう。
 
 
夜空の美しい星をこれからも見ることができることを願っています。
 
そのためには、宇宙空間は平和利用に限るべきであることを強く求めて行きましょう。
 

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