2012年10月

今年の9月9日にバブル星雲を撮影し、掲載しておりましたが、RGB画像が月の光を受けていて
おかしな部分があったので、RGBだけを撮影しました。
前回は星雲の右側の明るい恒星の周囲に青色のハローが強く出ていたのでが、それが無くなりました。
全体として落ち着いた感じになりました。
 
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撮影時刻 2012年10月15日 午後11時14分~
250CRS
RGB画像  R: 5mx6, G: 5mx6, B: 5mx6 (2bin)
L画像 9月9日撮影

失敗作を掲載するのは、勇気が要りますが、自分のためにあえて掲載します。
 
先ず一つ目は、新しく導入したカメラです。
これまで使っていたEOS60DのCCDがしばしば結露するので、新しい冷却デジカメを
入手しました。ところが、そのRAWデータがSIでは使えないことが判明しました。
そのため、JPEGのデータで処理することとなりました。
SIの担当者から、ソフトの変更を教えて頂きましたので
次回からは大丈夫でしょう。
 
その二は、ゴーストの発生です。
エレクトラの傍に青色の円が発生しています(周囲と色が違いますので分かります)。
たぶん、このようなことは以前もありましたのでバリ・リングを
2個から1個に変更することで解消できると思います。
そんなことがあり、気持ちが落ち込んでしまいました。
 
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撮影日時 2012年10月24日 午前2時26分~
TOA130 (720mm)
CDS-600D (-18℃、ISO1600)
5分x24
 

ほぼ、一か月ぶりで木星を撮影しました。
PCに前に撮影したデータが残っていたのですが、かなり木星が明るくなっているので
シャッタースピードを短くしました。
大赤斑が見えていた時は、大気が安定せず、良い写りにはなりませんでした。
やはり、南中近くで安定してきましたので、その時に撮影したものだけを掲載します。
 
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2012年 10月26日(木) 撮影開始 午前1時53分26秒 
露出90秒  30fps  1/85  2000frame
セレストロン C9.25  2350mm
ビクセン SXD
DEFK21AU04
2×Ballow(Takahashi)

今週、始めに阿智の星見小屋に行ってきました。
日中は、雨降りでしたが、夕方上がり、深夜の1時から星が見えてきました。
当初は、250CRSでM77の撮影を考えていたのですが、時間が過ぎてしまいましたので、
急遽、M1に変更しました。
小屋の外では、TOA130でM45を撮影しました。
最初に、M1を掲載します。
M1の撮影はほぼ1年ぶりですが、ST-10による撮影は最初となります。
ガイド星が、少し外れたところにあるため、画面中央にM1が入らず、結局トレミングしています。
撮影はL画像から始めて、最後のB画像が終わった時は、5時前で、なんとか明るくなる前に
終了できました。
 
 
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撮影開始時刻 2012年10月24日 午前1時39分~
250CRS (1825mm)
ST-10 (-20℃)
L 5mx18、  R 5mx6、 G 5mx6、 B 5mx6 (RGB 2bin)

前回、掲載したM74の画像がどうも納得が行かないので再処理をしました。
 今回は、L画像を鮮明にすることを目的にステライメージ6.5で、マルチバンドシャープを調整しました。
これまでは#4と#5だけを使っていたのですが、#6を加えました。
また、しきい値レベルも変更しています。
さらに、黒減抑正は60%におとしました。
スターシャープ処理では、星像の大きさを0.55としています。
RGB画像は前回と同じものです。
 
気持ち、鮮明な画像になったようです。
 
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