2012年12月

休みの時間がとれていますので、本年撮影した写真の画像処理を行っています。
前回NGC2403は、L画像を一晩だけの画像を処理していました。
今回、もう一晩かけて撮影したL画像を加えて 10分20枚としました。
RGB画像は前回のものと同じです。
L画像が2倍となったので、全体の滑らかさが増しています。
前回は赤色が強かったので押さえています。
 
 
イメージ 1

2012年 クリスマスの朝、南アルプスから昇る金星を撮影しました。
リニア彗星を撮影していて、まだ少し体力が残っていたので、高台に駆け上がり
撮影をしました。東の空は雲がなく、気持ちの良い朝でした。
 
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撮影時刻 2012年12月25日 午前5時46分
D700 ISO800
シグマAPO 70~200mm F2.8
 

夕方の天候からみて、大気の状態は良いと考え、木星の撮影を期待しました。
しかし、結果は、予想に反して良くありませんでした。
大赤斑が正面に来たときから撮影を始めて、南中にはさらに大気の状態は悪化し、
早々と撤収しました。
たぶん、本年最後の木星となりますので、記念に掲載します。
右端には、ガニメデが見えています。
 
それでは皆様、良いお年を!
正月には、長男のいる四国に出かけます。
その後、また星見を再開します。
 
イメージ 1
撮影開始時刻 2012年12月27日 午後8時26分14秒
露出90秒  30fps  1/85  2000frame
セレストロン C9.25  2350mm
ビクセン SXD
DFK21AU04
2.0 x balllow

本年最後の星見小屋からの撮影となりました。
月が午前4時頃に沈むので、夜明けまで撮影が可能なリニア彗星を狙いました。
小さな彗星の場合は、TOA130が出番となります。
動きの速い彗星なので、デジタルカメラを使用しました。
前日が、仕事だったので、星見小屋には午前0時頃到着し、
午前3時頃から撮影を始めました。
最も良い写りとなったのは、午前4時半頃から5時10頃の間でした。
 
写真は、彗星核を基準にして加算でコンポジットをしています。
加算平均すると恒星が消えてしまいます。
 
7等星程度になっているようですが、彗星の尾がかなり幅広く発達しているのが分かります。
 
フラット画像は久しぶりで朝のスカイを利用しています。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2012年12月25日 午前4時27分~
TOA130(750mm)
CDS-600D(-28℃) ISO 1600
3分 10枚 コンポジット
 
(参考)
 
イメージ 2
 
スカイフラット撮影状況
 

きりん座の銀河 IC342  先月L画像を撮影し、今月RGBを撮影しましたが、
さらにRGBを撮影し画像処理をやり直しました。
RGBは各10分の4枚を2binで撮影しております。
画像処理では少し、赤色を強調してみました。
色情報が2倍となったので、落ち着いた感じになったようです。
私の実力では、この辺りが限界のようです。
いたずらに時間ばかりを費やしてしまったような気分ですが。
 
 
イメージ 1
 
250CRS(1825mm)
ST-10XME
L画像: 10分X10
R画像: 10分x8、 G画像; 10分x8、 B: 10分x8 (2bin)
合計 340分

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