2013年01月

今日は、木星を撮影する予定ではなかったのですが、あまりの天気の良さについつい望遠鏡を
外に運んでしまいました。
全く風がなく、昨日よりも良い状態を期待したのですが、気流があったようです。
昨日のように、風で、木星画像が揺れることはありませんでしたが、微妙にピントがあいませんでした。
30分くらい撮影して気流が悪化し始めましたので早めに撤退しました。
本日は、名古屋のスターベースに出かけて、カメラの位置を固定するアダプターを購入し
取り付けました。これで、二つのカメラのピントが合いました。
ほぼLRGB撮影システムが完成です。
イメージ 1
撮影開始時刻 2013年1月31日 午後6時26分
L画像: DMK21AU04 x2.5(TeleVue)
Gain: 600, Gam: 50
露出90秒  30fps  1/30 1600frame
RGB画像: DFK21AU04 x2(Takahashi)
Gain: 990, Gam: 50
露出90秒  30fps  1/65 1600frame

日中、晴天でしたが、風が強く、夕方木星が撮影できるか不安でした。
6時から7時に大赤斑が正面にくるので、この時間帯に的を絞って準備。
すると安定して見えます。
最初の撮影が最も大気安定していて、あとは時間とともに悪化していきました。
しかし、最初の撮影の時に大赤斑が正面に見えましたの良かったです。
左端には衛星イオが見えています。
それぞれのピント合わせも慣れてきて早くできるようになりました。
今月の惑星撮影はこれが最後のようです。
イメージ 1
撮影開始時刻 2013年1月30日 午後6時38分
L画像: DMK21AU04 x2.5(TeleVue)
Gain: 625, Gam: 57
露出90秒  30fps  1/34 1300frame
RGB画像: DFK21AU04 x2(Takahashi)
Gain: 977, Gam: 66
露出90秒  30fps  1/65 1300frame

今朝は、早起きして今季最初の土星撮影をおこない、夕方からは木星の撮影まで出来ました。
惑星三昧の一日となりました。もちろん昼間は仕事ですが。
大気の状態は、朝は最悪の状況でしたが、新しいカメラのテストも兼ねて無理やり撮影しました。
そのため掲載するほどの画像は撮影できておりません。
夕方は、大気が安定しましたが、それでも良好とまではいきませんでした。
 
それで今回は木星ですが、漸くLRGB画像の撮影システムが出来上がってきました。
ビクセンのフィリップミラーの前にバローレンズをおくか、それともカメラの前にそれぞれおくか考えたのですが
これまでのバローレンズがそのまま使える後者を選択しました。
そのため、モノクロカメラには2.5倍のバローをカラーカメラには2倍のバローをつけました。
問題は、両者のピント位置がずれるので、今後そこの改良が残っております。
 
イメージ 1
撮影開始時刻 2013年1月29日 午後7時23分
 
L画像: DMK21AU04 x2.5(TeleVue)
Gain: 625,  Gam: 57
露出90秒  30fps  1/34 1600frame
RGB画像: DFK21AU04  x2(Takahashi)
Gain: 977, Gam: 66
露出90秒  30fps  1/65 1600frame
 
 
 
 
 
 

本年最初の木星撮影を行いました。一月ぶりの撮影でいろいろトラブリました。
特に、最も大気が安定した時に、モノクロモードで撮影していましたので使えません。
カラーカメラとモノクロカメラで画像を撮影しておりましたが、はじめてのことなので
今回は、練習ですね。
大気が安定してから再度行います。
 
イメージ 1
撮影開始時刻 2013年1月27日 午後7時27分37秒
露出90秒  30fps  1/85  2000frame
セレストロン C9.25  2350mm
ビクセン SXD
DFK21AU04
2.0 x balllow (kasai ED)
 
追加
L画像とRGB画像の処理ができましたので掲載します。
イメージ 2
撮影開始時刻 2013年1月27日 午後8時53分19秒
L画像: DMK21AU04 
露出60秒  30fps  1/105  1500frame
RGB画像: DFK21AU04
露出90秒  30fps  1/85 2000frame
 

さて、今回最も力を入れて撮影したスターバースト銀河M82をアップします。
メデューサ星雲の撮影によって、RRGB合成で赤と青の両方が良く写し出されることが分かりましたので
M82銀河にそれを適用してみました。
前回、R画像だけを1binで撮影したのですが、中心部から水素ガスが吹き出る部分が写っていましたので
良い感触を持っていました。
今回は初めにGB画像を確実に撮り、最後にR画像をCCDカメラとピラーがあたるギリギリまで撮影しました。
 
中心部から極方向に向かって、電離した水素ガスが吹き出す「スーパーウィンド」がしっかりと写っています。
それから、周辺部の青色ですが、最初この画像を見たとき間違いではと思ったのですが、
ハッブル望遠鏡の画像を見ますと同じ写りとなっておりましたので安心しました。
画像処理は、SI6(通常のコンポジット) → PS6(Labによる彩度上げ) → SI6(画像復元)の手順です。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2013年1月21日1時22分
R画像 10分x12(1bin)、      G画像 10分x4、 B画像 10x6 (2bin)

↑このページのトップヘ