2013年02月

先日、近くで、天体ドームを所有されておられる方の自宅を訪問させて頂きました。
三階建ての自宅の上に3.5mのドームが設置されています。
ドームの中には、TOA150とMEADE-35がEM500の上に載っておりました。
 
当日は、夕方から天気が良くなり、木星をじっくりと観察することができました。
TOA150で見た木星は実にシャープでした。
大気の状態が良くないのにシャープに見えるのにはおどろきでした。
一方、MEADE-35は35cmの鏡筒だけに、明るいのですが、シャープな像を見ることはできませんでした。
 
築2年ということで、これからどんなん観測をされるか楽しみです。
 
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マルカリアンの鎖は、前回、60CBを使用してデジカメで撮影をしました。
今回は、焦点距離を少し長くし、モノクロCCDを使ってみました。
当日は、朝まで晴れて、快適な撮影ができました。
 
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撮影開始日時 2013年2月12日 1時45分~
FSQ85ED(327mm)
ML-8300 (-40℃)
L: 10mx12、 RGB: R10mx2、G10mx2、B10mx2 (2bin)  Total: 180m

しし座の三つの銀河、M65、M66、NGC3268を撮影しました。
10分の12枚を予定し、すべて撮影できた思っていたのですが、途中から薄い雲に
やられてしまい、雲の影響のない4枚だけを使いました。
それでも、まずまずの写真となりましたので掲載します。
残念なのは、適当な場所にガイド星がなく、トリオの位置が中央部からずれてしまい
その結果、トレミングをしております。
 
 
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撮影開始時刻 2013年2月14日 0時24分
TOA130(750mm)
CDS-600D (-25℃)  ISO800 10分x4 
40分

先月、M82をRGB画像で処理し、掲載しました。
今回、L画像とR画像を撮影し、加えてみました。
L画像とR画像のブレンドは、加算、加算平均等もやってみましたが、比較明が最も良く
水素ガスの噴出しが写ってくれました。
画像処理は、LRをL画像としてRGB画像と合成しております。
前回のRGB画像に比べて、L画像を加えたことで背景のムラが小さくなりました。
GB画像は前回のものです。
 
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撮影開始時刻 2013年2月11日 22時41分
L画像 10分x10、R画像 10分x19(1bin)、  G画像 10分x4、 B画像 10x6 (2bin)   合計 390分

今回の星見小屋で、最も力をいれた対象がNGC2903です。
しし座の頭の部分にあって、ほかに目立つ銀河がなく、孤立して存在しているところも好きです。
昨年から狙っていたのですが、ようやく撮影できる機会が与えられました。
ガイド星が外れたところにあるので、残念ながらこの銀河を画面の中央にもっていけず
写真はトレミングとなっております。
L画像の撮影は極めて順調でしたが、B画像を終えて、G画像あたりから薄雲がやってきて
R画像の撮影を終えて、数分でガイド星が見えなくなってしまいました。
それでもG・R画像とも問題なく撮れていました。
 
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撮影開始時刻  2013年2月13日 21時53分
250CRS(1825mm)
ST-10XME(-30℃)
L画像 10分 x 15、  R画像 10分x3、 G画像 10分x2、 B画像 10分x3 (2bin)  合計230分
 

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