2013年06月

梅雨のために、天候が悪く、天体観測ができておりません。
そこで、これまでに撮影して、そのままにしていたM57を処理してみました。
梅雨の合間の晴れ間で、長時間の撮影も無理なので、M57のハローを写すことだけを
目的として撮影しました。
Hαフィルターが7nmと非常に暗いために、F値の大きな望遠鏡には不向きです。
そこで、2x2binで撮影することにしました。
その結果、少し荒れた画像になっておりますが、
ハローを写すことはできました。
このハローの下側に更に外側のハローが薄く見えていますが、、、、。
皆さんのPCでは確認できるでしょうか。
空の状況が悪く、30分間の撮影でしたので、2時間程度行えば、明瞭に写しだすことができると思います。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2013年6月12日  20時56分~
              250CRS (1825mm)
              ST-10XME       Hα 10mx3
 

油絵を描いている私の娘が、今年も個展を開きます。
昨年の4人展
 
 
今年は、韓国人の友人と二人で行うとのことで、このような名前となっております。
娘は6作品ほど展示するそうです。
お近くの方がおられましたら、お立ち寄りくださいませ。
 
 
 
イメージ 1
 
 アンニョン展

場所:国分寺カフェ&バーRoof
日時:7月4日(木)〜7月15日(月)
     12:00−24:00

http://www.roofhp.com/info.html
 

修理に出していた冷却デジタルカメラ CDS-600D が1月以上経って、ようやく戻ってきました。
昨年、購入後、CCD面のゴミが気になっていたので、ついに修理にだしました。
ところが、1月以上経っても業者から連絡はなし。
忘れられてしまったのではと心配してメールを出すと、直ぐに返事が来て、説明が書かれていました。
 
簡単に言えば、シャッターからのゴミだそうです。
完全密封されている構造なので、それしか考えられないとのこと。
ゴミを取り除くことなど一日でできるでしょうと思いましたが、直ぐに送るとの回答でしたので、
現物が届くのを待ちました。
そして、本日届いたものが下の写真です。
 
イメージ 1
 
そして、それと一緒に、業者から長い文章のメールが届きました。
シャッターからゴミがでる可能性があるので、現在この製品は販売をしていないとのことです。
確かに、業者のHPには「品切れ」となっています。
なるほど、そういうことだったのかと納得しましたが・・・・・・。
 
私としては、CCD面のゴミが除かれて、今後シャッターからゴミが出なくなれば良いのですが。
さて、どうでしょうか。
 

梅雨の中で、天体写真は撮影できませんが、7月からのギャラリ-展示のために準備を進めています。
天体撮影スポット、平谷村高嶺山の近くにある喫茶店の店長さんから、天体写真を10枚程度
うちのお店のギャラリーに展示して欲しいと依頼されました。
 
 
 
 
昨年からその話はあったのですが、忙しさの中と、わたしの天体写真では恥ずかしいとの思いが
あって、無視してきましたが、ついに断れなくなってしまいました。
12作品、A3サイズでプリントしています。
コメントもしっかり書かなくてはなりませんので、時間が取られますね。
ですが、この3年間の作品を振り返る時間となり、いろいろと学ぶことができました。
 
展示が始まりましたら、また、その様子をアップいたします。
 

平谷村高嶺で撮影した二つの彗星をアップします。
最初に、パンスターズ彗星です。ほぼ北極星の真上にあって、アンチテイルが真下に伸びています。
望遠鏡のピントが撮影後半からずれてしまいましたので、撮影前半のものをコンポジットしました。
アンチテイルは非常に長いのですが、しらびそ高原で撮影したときと比べると全体として暗くなっています。
イメージ 1
 
撮影時刻  6月4日 午後10時2分~
TOA130(698mm)
SEO-SP3 60D (ISO:1600)
300s x 6 : 1800s
 
レモン彗星は、コマの明るさはしらびぞ高原で撮影した時とほぼ同じですが、アンチテイルの伸びは
短いです。これは、空の状態の違いもありますので正確なことは不明です。
しかし、空の状態はしらびその時の方がはるかに良かったです。
 
イメージ 2
 
 
撮影時刻  6月5日 午前2時29分~
TOA130(698mm)
SEO-SP3 60D (ISO:1600)
300s x 6 : 1800s
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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