2013年08月

本当に久しぶリで雨となり、大気の汚れを流してくれたのでしょうか。澄んだ空となりました。
今回は、8月最後となりますが、長野の星見小屋で撮影を行いました。
午後10時頃、月が出ますので、2台体制でHαフィルターによる撮影と決めました。
撮影対象は、昨年も撮影したバブル星雲です。
1枚15分として12枚撮影したのですが、途中雲の通過があって、使用できる画像は6枚となりました。
昨年はLRGB画像でしたが、今回はHαRGB画像としました。RGB画像(2bin)は昨年撮影したものを使用しています。
L画像のものと比べて、星が絞れており、分子雲も広く写っております。
次は、RGB画像を1binで撮影して見たいと考えています。
 
イメージ 1
 
撮影日時 2013年8月27日 
250CRS (1825mm)
ST-10XME  (‐10℃)     Hα: 15m x 6
 

NGC7380は、先に掲載しましたが、今回、丁寧な画像処理を行いましたので、再度掲載します。
前回はHα画像が強めに処理していたので、軽くし、RGB画像のモノクロ画像と一致する程度としました。
その横顔から“魔法使い星雲”とも呼ばれていますので、魔法使いが空を飛んでいるように
縦長で掲載しています。
魔法使い、分かりますでしょうか?
 
イメージ 1
 
 

8月も下旬となり、遅くなりましたが、星ナビ9月号のギャラリーに掲載されましたので報告を致します。
「パンスターズ彗星とレモン彗星の競演」というタイトルを付けたものです。
以前、本ブログでも掲載したものですが、その時は、それぞれ一枚画像でしたので、
今回は、数枚をコンポジットして投稿しました。
実際は、2つの彗星の写真をA4サイズ1枚としたものでしたが、掲載では、それぞれ切り離されていて
2枚となっておりました。
こちらの方がそれぞれの写真を高く評価してくださったものと思って好意的に受け止めていますが、複雑な気持ちであることも事実です。
 
イメージ 1
 
 
下が、投稿した画像です。
イメージ 2
 

8月は2回、木曽の王滝村に遠征に出かけることができました。
遠征の目的はアイリス星雲を撮影することでしたが、薄雲通過のためにRGB画像が悪く、
阿智村のあららぎ高原に再度遠征をしてRGB画像を撮影しました。
さらに、撮影だけでなく、画像処理も難しく、時間がかかりました。
それでも、まだあちこちに不満なところがりますが、この程度で良いことにしておきます。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻  2013年8月8日 0時38分
TOA130(698mm)
ML-8300 (-20℃)
L: 10m x 12 、 RGB 10m x 2 (2bin)
 

月が出ていますので、長野の星見小屋でナローバンドにより撮影を行いました。
多分、天気が良くないと思っていたのですが、予想に反して快晴となり、朝まで撮影ができました。
散光星雲撮影の途中で、いるか座の新星のことを思い出して、どの程度の明るかになっているか
観測するために撮影を行いました。
月の明かりが激しいのでHαフィルターを使用しました。
近くに5.7等星があるのですが、比べるとそれよりも明るく見えました。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2013年8月18日 23:43~
250CRS(1825mm)
ST-10(-10℃) Hα 900s
 

↑このページのトップヘ