2014年01月

M82に現れた超新星は、今も光度を増しています。
撮影し易い場所と、時間帯なので、天気が良ければ撮影ができています。
これまでのデータをもとに、カラー化をしてみました。
撮影データは少ないのですが、どんな感じになるのか雰囲気だけでも
掴むことができればと思いやってみました。
L画像とRGB画像もさらに追加してみる予定です。
全くの鑑賞用であることをご理解ください。
写真は、トレミングをしています。
 
イメージ 1
 
撮影時刻 2014年1月14日~27日
250CRS(1820mm)
SX-814
Hα240分,  L40分,  RGB(各30分)
 

昨日、M82に現れた超新星の画像を掲載しました。
本日は、その翌日の24日に撮影した画像です。
Hα画像ではなくL画像としました。
月が小さくなってきましたので、L画像でも十分な写真を得ることができるようになりました。
撮影してみて、RGBも撮影してカラー化しても良かったと思っております。
最初は、全面画像、次はトレミングをしたものに超新星の位置を示しました。
 
 
イメージ 1
撮影開始時刻 2014年 1月24日 午前1時1分~
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
L画像: 10分x4(1bin)
 
イメージ 2

おおぐま座の銀河、M82に超新星が出現したとのニュースが22日の夜、届きました。
その日は、星見小屋にいたので、M82をHαで撮影することにしました。
透明度は良かったのですが、気流が強く、甘い写りになってしまいました。
 
実は、その前にもM82を撮影しておりました。
この日は、月の光が強く、Hαで撮影していたのですが、気流の状態は良く、シャープな写りとなっています。
 
14日から、超新星が輝き始めたとの情報がありますが、私の画像では、
明確なところはわかりません。
 
どちらの画像もトレミングをしています。
 
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2014年 1月13日 午後23時43分~
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
Hα画像: 10分x12(2bin)
 
イメージ 2
 
撮影開始時刻 2014年 1月23日 午前1時32分~
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
Hα画像: 10分x12(2bin)
 

既に衝は過ぎてしまっていますが、
本年最初の木星の撮影となりました。
ようやく冬型が弱まり、高気圧が中部地域の上空に
きているので期待して望遠鏡を設置しました。
ところが、期待したほどには気流が安定していません。
一定の揺れがあるなか、なんとか大赤斑が見えている
時に写真が撮れました。
さらに南中時には気持ち気流が安定してきたのですが、
すでに大赤斑は隠れてしまい、撮影を終えました。
大赤斑が写っている中で、最も鮮明な写真を掲載します。
 
ミュートンさんのコメントを参考にしてニートを
使って滑らかにしてみました。
 
 
イメージ 1
2014年 1月17日(金) 撮影開始 午後9時17分 
露出90秒  30fps  1/74  1900frame
セレストロン C9.25  2350mm
ビクセン SXD
DEFK21AU04
2×Ballow(Takahashi)

1月の初めに撮影していたM81の画像処理がようやく出来ました。
途中、フラット画像のトラブルがあり、一晩、星見小屋で苦闘しましたが、
原因は不明でした。
 
いままで、フラット画像に問題はなかったのですが、M81を撮影したあとに取得した
フラット画像において、L画像だけが中心部がずれていたのです。
RGBH画像は全て画面の中央に中心部があるのにもかかわらずです。
MaxIMDLの操作方法が間違っているのか、カメラのスケアリングが狂っているのか、
望遠鏡の光軸がずれているのか、いろいろと考えチェックしてみました。
しかし、すべて同じ結果です。
それで、ELパネルに問題があるのかと考え、
今朝、スカイフラットでチェックしてみました。
見事に、L画像も中心部が画面の中央にきていました。
分かったことは、L画像においてはELパネルの光が強かったせいでした。
光を弱めるために、画用紙を加えることで良好なフラット画像を得ることができました。
それで、無事M81の画像処理を行うことができました。
これまでのCCDカメラでは、このようなことは起きていなかったので
驚きですが、高感度CCDの特性でしょうか。
 
Hα画像はR画像にブレンドしてみました。
そのためでしょうか、銀河の腕の部分の赤色が良く出ていると思います。
銀河の中心部分は、非常に明るいので処理に苦労しました。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2014年 1月6日 午前0時16分
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
L画像: 10分x12(1bin)
Hα画像: 10分x6(2bin)、R画像: 5分x6(2bin)、  G画像; 5分x6(2bin)、 B画像: 5分x6(2bin)
合計 270分
 
追記: 最初に投稿した画像を改めて処理し、再投稿した画像となっております(1/21)
 

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