2014年03月

日曜日は、悩みました。
安定した天気なので、夜、名古屋で惑星を撮影するか、それとも阿智に行って銀河を撮影するか。
結局、銀河の方に強く引かれて、仕事を終えてから夕方出発しました。
午後6時に星見小屋を開けて、望遠鏡に電源をいれてファンを回転させ、CCDにスイッチを
いれました。安定するまでには、最低2時間は必要ですので、午後8時過ぎからの撮影
となりました。
期待通り、良いシーイングで、月が上がるまで、おおぐま座の銀河NGC3184を撮影
することにしました。
はじめての撮影対象でしたが、そこそこに写ってくれました。
但し、この場所は10時頃までは民家の灯りで明るいため、
L画像が荒くなってしまっています。
 
イメージ 1
 
撮影開始時刻 2014年 3月23日 8時30分~
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
L画像: 10分x11(1bin)
R画像: 5分x3(2bin)、  G画像; 5分x4(2bin)、 B画像: 5分x4(2bin)
合計 165分

今季、最初の火星の写真となりました。
どうにも大気の揺れが激しく、良い写真がとれません。
特に、低空は名古屋市内の熱の影響でしょうか、安定してくれません。
それでも、なんとか撮影できた一枚です。
火星の雲の記録として掲載しておきます。
 
 
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撮影日時 2014年3月18日 1時47分
C9.25 (2350mm)
DFK21AU618, 3xバローレンズ
1/70、120秒、30fps、1000frames
 

阿智の星見小屋は、朝、雪が積もる状態でしたが、夕方から天気が回復しました。
月が出ているので、あれこれ考えて、結局、夜半からの撮影となりました。
撮影の対象も、いろいろ考え、2年ぶりに子持ち銀河としました。
月明かりがある間はL画像を撮影し、なくなってからRGB画像の撮影とし、
シーイングは中程度でしたので、そこそこ写るのではないかと思いスターとしました。
結果は、L画像10枚、RGB画像各3枚にセッティングしたのですが、L画像は最後のものがダーク
となり、その直後のR画像は1枚明るい光が入り込んでいました。
このトラブルははじめてであり、何が原因であるのか今のところ不明です。
今回の構図ですが、子ども銀河と親銀河が垂直になるようにしてみました。
 
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撮影開始時刻 2014年 3月11日 0時22分~
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
L画像: 15分x9(1bin)
R画像: 10分x2(2bin)、  G画像; 10分x3(2bin)、 B画像: 10分x3(2bin)
合計 215分

新月期にようやく晴れてくれました。
先日の雪も大夫とけて阿智の星見小屋まで車で行けました。
天気予報では、一晩快晴ということで、午後8時から翌朝の5時まで撮影する
体制で臨みました。
最初に、前回の宿題であった、やまねこ座の惑星状星雲のHα画像を取得しました。
そして、NGC4559を狙いましたが、ガイド星が見つからず、画面の中央にもって
いくことができなかったので、30分程テスト撮影をして終了しました。
そして、本日の本命、NGC5033を狙いました。ほぼ画面中央でガイド星がありましたが、
小さいので4秒のガイド時間としました。
途中、薄雲が何度も通過しましたが、幸い、すべての画像が完璧でした。
先ずは、NGC5033から掲載します。
銀河の腕の複雑な渦巻きが魅力的です。
 
 
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撮影開始時刻 2014年 3月4日 0時6分~
250CRS(1825mm)
SX-814 (-30℃)
L画像: 15分x10(1bin)
R画像: 10分x4(2bin)、  G画像; 10分x4(2bin)、 B画像: 10分x4(2bin)
合計 270分

おとめ座の系外銀河を撮影してみました。
どの銀河も小さいので、三つの銀河を入れて見ました。
NGC4567+4568だけを狙うならば2500mmは欲しいですが、
私のシステムではF10となり暗くなりすぎますので止めておきます。
撮影しながら、カラー化しようか、それとも別の銀河を狙おうかと
考えているうちに、雲が出てきてL画像だけで終了となりました。
やはり、中途半端な気持ちで撮影していると、その通りの
結果となるようですね。
でも、春の銀河は、モノクロでも楽しいものですね。
 
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撮影時刻 2014年2月24日
250CRS(1820mm)
SX-814
L画像15分x3枚

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