2015年01月

2月16日 発行のRAT15の裏表紙が出来上がってきました。
今回はテーマが羊ということで、神の子羊イエスから、
主イエスの誕生をお祝いするクリスマスとしました。
昨年、あららぎで一回、下條村で一回撮影しましたが、
やはりあららぎの空の方が優っているようで、あららぎの画像を
処理したものを使用しました。
下條村の方が長時間撮影できたので期待したのですが、
撮影時間よりも、空の暗さや透明度の方が大切であることが良く分かりました。

次回、RATのテーマは占いです。
星占いをヒントに、天体写真を探すことになるでしょう。

イメージ 1

阿智の星見小屋に行ってきました。
二晩、撮影しましたが、初日は激しい雲の通過に泣き、
二日目は、トラブルでへこみました。

先ずは、二日目に撮影したおおぐま座の銀河M109です。
月が沈む前から、撮影体制に入り、予定では、LRGB画像を取得のはずでした。
ところがL画像の途中で、ピントが甘いのを発見。
全てやり直し、L画像の撮影が終わったころには薄明が始まってしまいました。
それでも、大気は安定しており、空気も乾燥していて、
近頃では、あまりお目にかからない素晴らしい星空でした。
その結果、シャープな画像を得ることができました。

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2015年1月29日
μ250CRS with Rd
SX-814  (-30℃)
L画像 600s x 13

彗星を追っかけていますが、この時期は系外銀河の撮影にも気持ちが向っています。
今年の最初の銀河は、しし座のヒクソン44コンパクト銀河群としました。
4つの小さな銀河からなりますが、どれも個性的で魅力的です。
特に中央にある曲がった銀河が目立ちますね。
4時間コースで始めたのですが、1時間を過ぎた頃から曇ってしまい、
L画像だけとなりました。
まだ撮影のチャンスがあるので、じっくりと撮影していきたいと考えております。
 
イメージ 1
 
2015年1月20日
μ250CRS with Rd
SX-814  (-30℃)
L画像 600s x 7
 

のんたさんの強い希望に押されて、下條村に出かけてきました。
天気は安定しており風もなかったのですが、低空の透明度がいまいちの状況でした。
明るいうちに設定でき、その後、村○さんが到着、にゃんたさんも到着、最後はのんたさんでした。
今回は、135mm  と 35mm のカメラレンズによる2台体制でのぞみましたが、
35mm が思うように構図が決まらず、30分以上格闘してようやくスタートできました。
撮影にはトラブルもなく、十分な撮影ができたのですが、
画像処理の方が追いついていません。
先ずは、135mmから掲載をします。
彗星の尾が、前回の撮影に比べて広がっています。
プレアデス星団の下に写っている白い雲は、分子雲のようです。
 
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1月20日 午後8時46分~ 撮影
135mm F3.5
EOS6D ISO3200 120S x 6
 

日中の天気の良さに期待したものの、暗くなり始めてから雲がでる始末。
それでも、M氏との約束があったので、下條村に出撃しました。
 
現地について、機材を設定、するとM氏もこられ、二人で撮影を開始しました。
M氏は初めてラブジョイ彗星の写真が撮れたと感動。
わたしは雲の流れに失望。
 
それでも、待てばなんとかで、諦めずに粘った甲斐がありました。
数分間、奇跡的に雲が切れてくれました。
現地で数枚は撮れたと思ったのですが、
帰ってみると、本当に良く写っているのは1枚だけでした。
 
ラブジョイ彗星、プレアデス星団まであと一歩です。
 
イメージ 1
 
1月18日 午後8時31分 撮影
135mm F3.5
EOS6D ISO3200 120S

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