2015年10月

透明度の良い秋晴れの空に誘われて、十三夜の月を撮影してみました。
日頃、見るだけの月ですが、撮影も楽しいですね。
中秋の名月の次に、美しい月であることを初めて知りました。
満月前の欠けのある月が、また良いです。

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2015年10月25日 午後10時13分
HD800 (2000mm)   D810A ISO400 1/500

オリオン座流星群の極大日を知ったのは、当日でした。
仕事で、四国から帰った日の午後、妻からテレビで流星群のことを放映していたと
聞き、急遽、見に行くことを決めたのです。

場所はG村か茶臼山、出発は、午後10時過ぎ。道中で考えて、面の木となりました。
12時前に到着、数台が来ておりましたが、雲のために星は見えず。

車の中で、仮眠して、1時過ぎから撮影の準備、幸い、星も見えてきました。
しかし、風が強く、ガスの移動も激しく、2時過ぎから撮影開始。

3時頃から、ガスもなくなり、快晴。 ところが、流星が見えません。
さらに、カメラのレンズも曇り始めました。
ヒーターを着けているのですが、それでも曇るほどの湿度の高さでした。

ブロアーで何度も空気を送り、レンズを乾燥させると、曇りも取れて再び撮影可能となりました。
しかし、流星は流れません。

それで、撮影を星景に切り替えて、東から昇ってくる金星、木星、火星とオリオン座を入れることにしました。
なんと、そこに流星が一つ入ってくれました。
さらに、黄道光も写って、良い感じの写りとなりました。

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2015年10月22日 3時55分
ニコンD810A
ISO6400  30s
SAMYANG14mm F2.8 (F3.5)

前回、2枚撮影して撃沈したNGC281を再度、挑戦しました。
Hαは、撮影に一晩かけ、SⅡとOⅢは翌日となりました。
撮影時間は、一つの対象としては、11時間を超える最長記録でしょうか。
ナローは月夜でも撮影できるので助かります。

SAO合成していますが、簡単な手順を記載しておきます。

① SIにて、ダーク、フラット処理、星像の調整
② SⅡ、Hα(以下A)、OⅢ画像は、4:1:3として合成。
③ A画像をL画像としてSAO画像と合成、デジタル現像。
④ マルチバンドシャープにて細部を鮮明化。
⑤ PSにて レベル補正、カラーバランス調整他。
⑥ NIKにて 微細な部分の抽出、HDR処理。
⑦ PS、SIにて色彩調整他。

まだまだ検討の余地がありますが、まずはこの辺りで。

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Date: 6/10/2015
Location: Achi, Nagano, Japan
TOA130 with RD
SX-814 ( -20℃)
Hα:1200s x 12, OⅢ:1200s x 12, SⅡ:1200s x 9



月が早くから上ってくる日でしたが、久しぶりの快晴という予報で、
阿智に出かけました。
南の低空が見える峠での撮影を行いました。
らせん星雲だけ予定でしたが、南中が9時半と早くなっていたので、
Hαだけの撮影となりました。
その後、NGC281を撮影しました。
NGC281のHαの撮影が終わり、S,Oの撮影に入ったところで
トラブルが発生したのです。
撮影中で、PCがシャットダウンしてしまいました。
再度、立ち上げて、撮影は継続できたのですが、
30分程度のロスで、撮影枚数が減ってしまったのは
ショックでした。
これまで、経験したことのないトラブルでしたので、
PCのメンテナンスをしっかりとしなくてはいけないと思っています。
先ずは、らせん星雲のモノクロを掲載します。
撮影の目的とした、周囲のモヤモヤを出すことができました。

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2015年10月2日
ε130D
SX-814 (-20℃)
900s x 12



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