2016年04月

阿智村の議会だよりに再び掲載されました。
今回は、星雲か銀河という依頼があり、M109とバラ星雲とヒクソン44を送っていたのですが、

結果はM109の掲載となりました。
右の大きな恒星2つがもう少し左側にあると良いのですが、前回よりは改善されています。
阿智村の星の駅造りは、本年予算が降りて、治部坂に天文台が造られることになるようです。
いよいよ星の村として力を入れるようなので、私もさらに協力出来ればと願っています。



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14日に発生した熊本地震以後、九州地域で地震がいまだに続いており、
その地域に暮らす方々のことを案じています。
名古屋にいる者にとって何ができるか考えながら、その対応に追われていますが、
僅かな時間を利用して、天体写真に向かいました。

リニア彗星が球状星団に接近した時、彗星を待つ間に撮影したおおぐま座の銀河M101です。
忘れてしまうといけないので、どうにか処理してみました。
大きな銀河ですが、腕の広がりが複雑で、良い構図で撮影するには難しい対象です。
これまで、銀河の中心を画面の中央においたために、バランスの悪い画像となっていましたので、
今回は、広範囲の写りのデータを取得して、今後の撮影に生かすことを目的に撮影しました。

2時間は撮影できる予定でしたが、後半、曇ってしまい、使えるデータは1時間分となりました。
写真において、M101の真下にある小さな銀河(NGC5477)まで腕が広がっているようで
あらためてこの銀河の大きさを知りました。

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2016年4月5日  23時24分~
TOA130 with RD
D810A  ISO3200  360秒 x 10

上で述べたことを示すために、その箇所を拡大してみました。
M101の腕がNGC5477まで伸びているのが分かると思います。

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ご案内いたします。

企画、制作: 田中ことは
「エスキースの時間」
制作するとき、キャンパスに描く前にいつもエスキースを描きます。
エスキースは鉛筆や水彩といった身近な画材で描きだします。
瑞々しさを持ったエスキースはキャンパスに絵を描くときの道しるべになります。
今回はそのエスキースを中心に展示します。

2016年5月1日(日)~5月7日(土)

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興味を持たれた方、訪ねてみてくださ。
東京に住む、長女です。



先月から、4月6日を待っていました。
リニア彗星252P が 球状星団M14に大接近する日です。
阿智の浪合に明るいうちに到着して、設定を行いました。
望遠鏡は、ステラナビのデータからともかくTOA130と決めて、
他に持って行くことも考えたのですが、
昼間の仕事の疲れもあって、結局一台体制となりました。

彗星が上がってくるまで、系外銀河を撮影していたのですが、
夜半過ぎから雲が出てきてしまいました。
半分諦めていたのですが、それでも雲の量は少なく、2時頃から撮影を始めることができましたが、
しばらくは薄曇りの状態でした。
しかし、3時過ぎから快晴となり、薄明の開始まで、星空を楽しむことができました。
残念ながら双眼鏡を忘れたので、肉眼で見ることはできませんでしたが、
リニア彗星の青色のコマがM14にまで届くのではないかと思われるような
写りを見ることができました。

空の暗さに助けられて、フラット補正も決まり、処理も無理しないで行うことができました。


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2016年4月6日  3時39分35秒~

TOA130 with RD
D810A  ISO3200  300秒 x 3



先月に続いて星ナビに掲載して頂きました。
NGC4725 環状銀河と小銀河です。
昨年末に導入した25cmニュートンでの最初の投稿となりましたが、
幸いにも入選できました。

他にバラ星雲とトールのヘルメット星雲も投稿していたのですが、
環状銀河が選ばれて正直、驚きました。
系外銀河の撮影が最も気持ちが入るので、
この時期には、これで良かったのかとも思っています。

また、写真に対しても高い評価をして頂き、感謝です。

さて、次は何を作品としようかと悩んでいます。

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参考までに、投稿した画像を掲載します。

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