2016年07月

梅雨が明けたはずですが、全く天気は良くありません。
7月も終わりに近づいていますが、
梅雨のような天気が続いています。
来週は、新月期となり、星見会も予定していますので、晴れて欲しいものです。

さて、梅雨明けした夜、月灯りの下で、撮影した画像を掲載します。
あららぎ高原で一人、ひたすらHα画像を撮影しておりました。
雲も風もなく、良い条件でしたが、午前3時過ぎにガスが発生して
撮影は終了となりました。

クワガタ星雲(SH2-157)からバブル星雲(NGC7635)辺りですが、
その他に、NGC7538(左端)、SH2-159(バブル星雲上)、NGC7510(クワガタ星雲上)が写っています。
この構図では、M52を入れるのは無理でした。

さらに、ナローバンドの画像を加えてカラー化にしたいのですが、
この天気では、いつになることでしょうか。

イメージ 1

撮影日 2016年7月18日
FSQ85ED with RD
SX-814(-20T)
Hα: 15m x 20

東海地方、めでたく昨日梅雨明けとなりました。
満月期ですが、早速、ナローバンドによる撮影に出かけました。

さて今回の掲載は、7月に撮影したものです。
梅雨の期間も、月曜日辺りに良く晴れてくれて、撮影ができました。
白鳥座のチューリップ星雲(SH2-101)周辺をナローバンドで狙いましたが、
2回は星見小屋、1回はあららぎ高原で、3晩の撮影をしています。

チューリップ星雲は小さいですが、明るく存在感が十分あります。
ブロードバンドでは、赤一色の領域ですが、紫や黄緑色が現れ、微細な構造も見えて
興味深いです。
画像はSAO合成したものです。

イメージ 1

撮影日 2016年7月5日、10日、11日
FSQ85ED with RD
SX-814(-20T)
Hα: 15m x 12,  SⅡ: 15m x 12, OⅢ: 15m x 13


しばらくの間、投稿が途切れてしまいました。
その間も、M27の撮影、画像処理を続けていたのですが、なかなか星雲周辺のガスを写し出すのは
難しく、試行錯誤を繰り返して、ようやく掲載できるところまできました。
ナローバンドはHαとOⅢを撮影し、ブロードバンドはRGBをそれぞれ撮影しました。
月が明るい時に撮影したHα画像は、シャープさに欠けて使用できなかったので、
ナローバンドとはいえ、良い画像を得るには、空の暗さが必要であることを痛感しました。

画像処理は最初RA・G0・BOで行ったのですが、星雲の色合いが悪く、
最終的には、AOO画像とRGB画像を比較明合成し、出来るだけ自然なRGB画像の色に
近づけました。

星雲内部を色飛びさせないで、周辺のガスを出すのは、特に難しく、輝度マスクを作成して
処理を何度も行いました。
周辺ガスは、OⅢの青色とHαの赤色が写っていますが、青色の方がはっきりと写し出された
のは予想外でした。
また、青色と赤色のガスの広がりが、十字線で区分されているように見えるのも興味深いです。


イメージ 1

撮影時刻 2016年6月2日、5日、26日
Orion 25㎝ F4.6 with Paracorr2
SX-814 (-20T)
 Hα: 15m x 17 ,  OⅢ: 15m x 18 
R: 10m x 4,  G: 10m x 4,  B: 10m x4
ALL 1bin


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