2016年は明日で終わりとなりますので、
本年最後の投稿となりそうです。
先日、阿智村浪合に遠征に行くことができました。
一人でのつもりでしたが、急にK店長が来てくれることになり
遠征は楽しいものとなりました。
天気予報では、午前零時ごろから雲がやってくるとのことで、
最低、一対象は撮影したいと思っていました。
上手く行けば、二対象と期待もしていました。
今回は、点検修理から帰ってきたμ250CRSを遠征に使用することにして、
EM400を星見小屋から出すこととなりました。
金属ピラーは重いので、木製三脚にしたのですが、これが正解で
EM200よりも少し重い程度の量となりました。
現地に6時に着いて、7時半から撮影を開始したのですが、かなり冷え込み
10時の段階で氷点下4度となりました。
撮影は、EM400としたので安定しており、L画像が予定通り終わり、
RGB画像に入ったのですが、11時過ぎころから雲が出て、
RGB画像に入ったのですが、11時過ぎころから雲が出て、
撮影が出来なくなりました。
幸い、RGBは各数枚撮影ができて、くじら座の渦巻き銀河M77の撮影は終了できました。
この対象の撮影は初めてであり、M77単独で撮影を行う人も少ないようです。
そこで今回は、銀河周辺のハローの広がりと、銀河中心部の構造を写し出すことを目的としたのですが、
ほぼ期待通りの写りとなってくれました。
本年も、仕事と共に、天体写真も撮影できて、充実した一年でありました。
皆さんの励ましのコメントにも感謝いたします。
ありがとうございました。そして、新しい年も宜しくお願い致します。
撮影日 2016年12月28日
μ250CRS with RD
SX-814 (30T)
L: 10min x 15 (1bin)
R: 5min x 3 (2bin)
G :5min x 3
B: 5min x 5