2017年02月

ここのところ、良い天気が続いていますが、今日あたりも撮影に行きたいと思っています。
先週、下條村で撮影した画像が処理できましたので、報告がてら掲載します。
当日、予報では、夜半まで晴れということで、1対象撮影できればと考えて、
行ったのですが、夜半を過ぎても晴れが続き、結局、薄明を過ぎたころから
曇りとなりました。
そのため、2対象を撮影できました。
今回は、夜半を過ぎたころからデジタルカメラで撮影したりょうけん座の銀河M94を掲載します。
最初の対象は、冷却CCDカメラでの撮影でしたが、まだ撮影画像が不足していますので
今週も撮影を続ける予定です。

M94ですが、銀河周辺のハローを捉えることと、さらにその周りの恒星を加えることを目的と
したので、フルサイズのカメラを使用しました。
しかし、望遠鏡の方がフルサイズ対応にはなっていなので、SIからPSに移る段階で
APS程度にトレミングをしました。

また、銀河中心部が潰れてしまうことを避けて、多段階露光を行いました。
ほぼ、目標とした画像となったのですが、もう少し銀河を大きく捉えた画像も
撮影したくなりました。
しかし、他に撮影した対象があるので、今回はこれで仕上げることとします。

イメージ 1

撮影日: 2017年2月22日 0時41分~
Orion D250mm (1150mm)
D810A  (ISO1600)
 300s x 27枚、  150S x 10枚
BORG60ED   LodeStarx2
EM-400

先週、天気が良い日に遠征に行くことができました。
下條村のいつもの場所に、夜到着、その後、S氏、T氏が来られ、3名で朝まで
撮影しました。
気温は予想したほど低くならず、風もなく、一晩、苦労することなく撮影ができました。

月が11時過ぎに沈むので、12時からの撮影予定で準備を進めたのですが、
今回、初めてμ250CRSにデジタルカメラを取り付けて撮影することにしたので
だいぶ時間がかかりました。
特に、手間取ったのは、ピント調整でした。
最初は、2等星程度の星を使ったのですが、ピントを決めることができず、
結局、カペラを使って決めることができました。
最後に、T氏に手伝ってもらって、ピントの確認を行いました。

りょうけん座の銀河M106とその周辺の銀河を入れて構図を決め、撮影を開始したのですが、
ガイドも順調で、予定通り、4時間の撮影をすることができました。
途中で一枚人工衛星が入った程度です。
その後、ダーク、スカイフラットを撮影して、終えました。

フルサイズ画像では、周辺減光が激しく、中心部と周辺部の光量の差が大きいことと、
周辺部の星条が良くないので、最終画像にて、APS-Hサイズにトレミングをしています。

イメージ 1

撮影日: 2017年2月3日
μ250CRS with RD (1825mm)
D810A  (ISO1600)
10分 x 23枚
BORG60ED   LodeStar
EM-400


↑このページのトップヘ