2017年10月

2017年10月発行のRAT31の裏面に天体写真を掲載しました。
今回のテーマは、「きのこ」ですが、聖書にはきのこについて書かれているところはないので、
もしかして、きのこではないかと言われているマナを選びました。
不思議な食べ物マナは、旧約聖書だけでなく、新約聖書にもおいても言及されて
おり、ウェファースのような味がしたとのことから、コーン星雲を連想して
天体写真は、2015年に撮影した「コーン星雲とクリスマスツリー星団」としました。
「命のパン」であるイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスツリーとコーンのつながりも
興味深いものです。

この写真は、星ナビ2016年4月号に掲載されたものを、修正しています。

次回、RAT32のテーマは、なんと「神」です。
これほど、聖書に関係したテーマはありませんので、
気合をいれて掲載原稿を作成するつもりです。


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今年は、アンドロメダ銀河にこだわっていますが、
そろそろ最終回とします。
10日、久しぶりで遠征ができ、あららぎ高原に出かけました。
2台体制で、7時過ぎから撮影を開始する予定でしたので
午後早くに出かけ、5時には現地に着き、ほぼ予定していた
撮影を開始しました。

冷却カメラQHYによる、M31のHa撮影と、SXによる星雲のナロー撮影でしたが、
ほぼ、朝まで良い天気で、予定していた撮影を行いことができました。

M31は、前回撮影ができなかったHa画像を、4時間かけて行うことができました。
月の光があって、完璧な条件ではないですが、良い画像をえることができたように思います。
後半は、M33のHa画像を同じく4時間撮影することができました。

SXカメラの方は、SAOナローを撮影できたのですが、月の光の影響がO画像にありましたので、
後日、撮影を行います。

それで、これまでのLRGB画像に加えて、今回、15分の16枚撮影したHa画像を加えて処理しました。
処理方法は、LとHaを加算し、RとHaも加算して、それぞれL画像、R画像としました。


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先週前半は、好天が続きました。
乗鞍高原に行った次の日、あららぎ高原に遠征に出かけました。
当日朝、天気予報では、長野南部は雲が多く、岐阜に行くことを考えていたのですが、
午後からの予報が変わり、K氏と相談の結果、あららぎ高原に決めました。

現地に10時過ぎに着いたのですが、既に快晴で、朝まで続きました。
今回初めて、71FLに冷却CCDカメラを接続しての撮影となったのですが、
使い方に手こずり、設置から、構図を決めて、撮影開始までに2時間もかかってしまいました。

結果的には、苦労したお蔭で、気に入った構図の写真を得ることができ、
要領もわかったので、次回からは、1時間程度でいけると思います。

撮影対象は、迷った末に、赤い星雲としました。
最初に、Hα画像を撮影し、その後、RGB画像、そしてL画像の順に
撮影を行いました。
処理は、LとHα画像を加算してLとし、RとHαを加算しRとしたものを、
LRGB合成しています。

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撮影日 2017年9月26日  1時02分~

BORG 71FL +7872
EM-11 Lordstar
QHY16200A
L: 300s x  9
Hα: 600 x  8
RGB: 600  x  3
ALL 1bin



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