大晦日となってしまいました。
まだ、処理の途中の画像が沢山あるのですが、
昨日、遠征ができたので、本年最後は、その報告とします。
信州の阿智村もだいぶ冷えて、標高の高い場所での撮影が厳しくなりましたので、
下條村の麓にしました。
忘れ物もあったりして、星雲の撮影を止めて、ウィルタネン彗星一本にすることとなりました。
地球から離れつつあるので、小さくはなりましたが、尾が見えることを期待して、
中長焦点距離の望遠鏡を選びました。
到着したころは、強風が吹いていたのですが、7時過ぎには静まり、
月の出る1時過ぎまで快晴でした。
9時頃から撮影を開始したのですが、東は飯田市の灯りが強く、11時過ぎでないと
良い画像は得られないので、最初に撮影した画像はほとんど使用できない状況です。
彗星の高度が最も高くなったのは、11時50分頃でしたので、
その付近の画像を処理しました。
これまでの青緑色の大きなぼんやりした彗星とは違い、
薄赤色の尾が小さいながらも1時から2時の方向に確認できます。
撮影日 2018年12月30日
TOA130NS with 35RD
TOA130NS with 35RD
D810A ISO3200
300s x 4 恒星基準にて合成