連休が明けて、緊急事態宣言が解除され、そろそろ遠征をしたいと思っていますが、
今度は天気が良くありません。
それで、昨年撮影した北アメリカ星雲~ペリカン星雲周辺の画像を再処理して
みました。
前回は、SAO合成でしたが、広範囲の画像はどうも不自然なものとなってしまいました。
さらにAOO合成もしていたのですが、こちらは赤い一色で面白みがありません。
そこで、今回は、AOO合成にSを加えて処理を行いました。
画像の合成は、SI8 にてR=S50% +A50%, G= A20%+O80%, B=O100%としてRGB合成し、
デジタル現像、RをL画像としてデジタル現像、そしてLRGBで仕上げています。
それをPSC6にてレベル調整、彩度調整して、NIK にてHDR処理をしました。
自然な色合いの中に、微細構造を表現することが出来たのではないかと思います。
2020年05月
M51 再処理
星ナビ 2020年6月号 掲載
5月に入り、撮影対象は春の銀河から夏の星雲へと向かっています。
星ナビの発売日も、連休に合わせて早くなり、5月早々、
手元に届きました。
今回は、2作品を送っていましたが、銀河の方は落選となり、
先月に続いて惑星状星雲が採用されました。
私的には、銀河を期待したのですが、かに座の惑星状星雲Abell31の方が評価されたようです。。
元旦から撮影を始めて、2月に撮影が完了した
長期戦の対象でしたので、やはり嬉しいです。
撮影場所も、前回と同じ栗矢天体観測所となりました。
ここは、暖かい宿泊施設があるので、冬の時期は大変に有難いです。
さて、これからの撮影ですが、オライオン25cmの鏡筒は、しばらく休ませ、
撮影の前線にはミューロン250CRSを登場させる予定で、調整しています。
以下に投稿した写真を掲載します。