今年になって、木星状星雲の周辺に淡い星雲が分布していることを知り、
2月から3月にかけて撮影をしました。
木星状星雲についてもこれまで撮影したことはなく、今回初めてと
なり、南の低空のために長時間撮影を行うことに苦労しました。
最回は、機材のトラブルと強風と雲の通過で失敗。
二回目は、余りの淡さにびっくりで、機材を変更して何とか撮影成功。
三回目で、更に撮り増しをして撮影完了となりました。
木星状星雲本体はRGB1分の露出時間でも飛んでしまい、10秒で構造が見えてきました。
一方、周辺の星雲はHαでもOⅢでも良く写らない難物でしたので、
それぞれ20分(1bin)と10~15分(2bin)の露出時間としました。
画像処理によって得られた淡い星雲は、楕円に近い構造で、内部は酸素のガス
は東側に集まっているようです。
参考までに、別処理した木星状星雲を加えておきましたので、
淡い星雲の広がりが分かると思います。
星雲中心部の点状に写っています。
2021年2月19日 22時13分~、3月10日 21時00分
長野県下條村
FSQ85ED with RD
Ha: 20min x 14, OⅢ: 10~15min x 18
RGB: 60s x 4, 10s x 14
2月から3月にかけて撮影をしました。
木星状星雲についてもこれまで撮影したことはなく、今回初めてと
なり、南の低空のために長時間撮影を行うことに苦労しました。
最回は、機材のトラブルと強風と雲の通過で失敗。
二回目は、余りの淡さにびっくりで、機材を変更して何とか撮影成功。
三回目で、更に撮り増しをして撮影完了となりました。
木星状星雲本体はRGB1分の露出時間でも飛んでしまい、10秒で構造が見えてきました。
一方、周辺の星雲はHαでもOⅢでも良く写らない難物でしたので、
それぞれ20分(1bin)と10~15分(2bin)の露出時間としました。
画像処理によって得られた淡い星雲は、楕円に近い構造で、内部は酸素のガス
は東側に集まっているようです。
参考までに、別処理した木星状星雲を加えておきましたので、
淡い星雲の広がりが分かると思います。
星雲中心部の点状に写っています。
2021年2月19日 22時13分~、3月10日 21時00分
長野県下條村
FSQ85ED with RD
Ha: 20min x 14, OⅢ: 10~15min x 18
RGB: 60s x 4, 10s x 14