2021年05月

5月の連休が終わり、本年2回目のしらびそ遠征に行ってきました。
夕方現地に到着すると、前回一緒であったKさんとブログで知ったいたSさん
がすでに設定を終えていました。
私も至急、設定を行ったのですが、ここでトラブルが発生。
自動車の100V電源が入らないのです。これでは撮影が出来ません。
しかし、しばらくすると電源が入りました。
後日、自動車を点検に出して調べて頂いたのですが、それによると
山道を長時間走ったために、駆動バッテリーの電圧が下がっていて
エンジンをかけても直ぐに電源が入らなかったようです。

さて、現地では、風が強く、撮影を午後9時頃から開始したのですが、
静まったのは12時を過ぎた頃でした。
今回は、冷却CCDで銀河、デジカメで星雲を撮影したのですが、先ずは、
デジカメによるアンタレス付近から掲載します。
3時間コースで撮影をしたのですが、前半の画像には低空に薄雲が写っていたので、
後半の画像によって処理を行いました。
今回は、霞もなく、低空もすっきりと晴れてくれて良い条件でした。


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 撮影日 2021年5月10日
 SIGMA 105mm F1.4 DG HSM
    D810A  ( ISO1600)
    180s x 30  (F2.8) 

連休前ということもあったのでしょう、先週の金曜日に星ナビ6月号が自宅に届いておりました。
送っていたのは1作品だけでしたが、ギャラリーに掲載して頂きました。
タイトルは、「木星状星雲と周辺の淡い星雲」としたのですが、
その淡い星雲を写し出すのに、現地で大変に苦労した作品でしたので、
印刷で見ることができ、今後の撮影の励みとなりまた。

木星状星雲は、有名ですが私にとっては初めての撮影対象でしたので、
興味もあって、はめ込み合成してみました。
コメントにはそのことも取り上げられていましたので、評価としては良かったようです。

次回は、拡大撮影によって、木星状星雲から淡い星雲の繋がりを写し出してみたいと
考えています。

投稿した写真を掲載します。

N3242-A14O18O18-R2D-2-ps-bm_r-rgb-ps5-gsps3jps-psi2-si





本年も オメガ星雲を撮影してみました。
星雲中心部の輝度が高く、周辺の淡い部分との
バランスが難しい対象です。
今回は、25cmのニュートン鏡筒により、HαとOⅢフィルターに
よる撮影を主としました。
南中時刻がまだまだ早いので、3時間程度しか撮影できません。
そのために、ナローバンドを二晩、ブロードバンドを一晩かけています。
画像処理は、AOO画像にRGB画像をブレンドしていますが、
この辺りがまだ検討の余地がありそうです。

M17-AOO-AOO60S-RGB-KG40-ps-nik_r-rgb-ps5

撮影日: 4月6日、4月8日、4月15日
撮影地: 長野県下條村

Orion 25cm with Paraccor2
SX-814(-30d)
Hα: 600s x 12 ,  60s x 12
OⅢ:600s x 12, 60s x 12
RGB:300s x 6 

本日から5月に入りましたが、連休前の郵便物が大量に届きました。
その中にRAT-52にもありました。
今回のテーマは、楽器ということで星座に関してはこと座しかありません。
そして、こと座と言えばリング星雲ですから、これは選択の余地なく
M57となった訳です。
少し古い写真ですが、初めて星ナビギャラリー下に採用されました写真を
使用しました。

さて、次回のテーマは星です。私が決めたテーマで、表紙と裏表紙の
担当を編集長から依頼されています。
どちらも既に幾つかの候補の写真は出来上がっていますので、
後は最終的にどれにするか決めなくてはなりません。
どうなるか楽しみでもあり不安でもありますが。

RAT-52-M57





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