2022年05月

本年は天候の良い中での連休期間となりました。

それでも相変わらず仕事が多く、何とか時間のとれた2日ほど
撮影に出かけました。 
空の様子は霞のためか低空の透明度がいまいちで、
今回は南低空の星雲の撮影は諦めました。
本命の星雲を狙う前に撮影したしし座の銀河NGC3628から掲載します。
午後9時台は街の灯りで良い写りは期待できないのですが、
撮影テストも兼ねて初日にL画像、二日目にRGB画像を撮影しました。

初日は阿智村の星見小屋、二日目は遠征をして浪合となりました。
星見小屋の撮影は順調で撮影画像の全てを使用しています。
一方 浪合は薄雲の通過が激しく、撮影画像の70%程度の使用となりました。
The Hamburger Galaxy という名前が気に入っている銀河ですが、
もう少し大きく撮影をしても良かったかなと思います。


3628-L-37C-R-D-W-SS-ps-nikpssi-lrgb-2ps-si2

撮影日 2022年5月3日、4日
Orion 250  with Paracorr2
SX-814(-30d)

L: 300s x 37
RGB: 300s x 8 (2bin)

4月の後半は天気が悪く、そのために撮影は出来ませんでした。
連休中の天気予報は良さそうなので、期待しています。

さて、RAT58が届きましたのでいつものように掲載します。
テーマが「読書」でしたので、聖書を読んでいる人物の物語から
ぎょしゃ座を選びました。
ぎょしゃ座には沢山の星雲がありますが、あまりの淡さのために
撮影されることの少ない星雲を紹介してみました。
一枚の写真に惑星状星雲と超新星残骸そして散光星雲までも入り込む
贅沢なエリアです。

読書について考えてみると、仕事がら本を読む機会は多いのですが、
一冊の本をじっくりと読むことが少ないように思います。
多読から精読、大事なことかもしれません。

さて、次回のテーマは「食物」、これも聖書には関係しますが、
星空とはどのような結び付きがあるのでしょうか。
またまた、考える楽しみが増えました。

RAT58  gyusya




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