2024年01月

タカハシの鏡筒FSQ85EDの新型レデューサーが入手できたので、
早速、撮影に出かけました。
阿智村のいつもの撮影場所は、積雪で使用不可能な状態となってしまいましたので、
南に位置する下条村としました。
この場所は冬場の聖地と決めていますので、しばらくはお世話になります。
撮影対象は、かもめ星雲としましたが、淡い羽根が北と南の両方向に広がり、
構図を決めにくい対象でもあります。

当初強かった風も弱まり、予定していた3時間越えの撮影を終えることができました。
最初は月の光の影響があり、それらを除いて処理をしました。


IC2177_PX

撮影日 2024年1月16日
撮影地 長野県下條村
FSQ85ED with QB0.73
D810A(ISO1600)
120s x 95
EM-200 TEMMA3 Lodestar
PixInsight 1.8.9-2  Photoshop CS6

本年、2回目の遠征は前回に続いて魔女の横顔です。
その横顔をクローズアップすることを考えて、
焦点距離530mmの鏡筒を使用することにしました。
当日は、氷点下8度まで下がり、過酷な状況でしたが、
機材は順調に動いてくれて、予定していた撮影を行うことができました。

後半、薄雲の通過があったので、撮影した画像の一割程度を除いて
処理をしています。

フルサイズで撮影をしましたが、ボックスケラレが生じていますので、
その部分はトレミングしています。

CI2118-nik-pss

撮影日 2024年1月8日
撮影地 阿智村浪合
ε-160ED
D810A  (ISO1600)
120s x 87
EM-200 TEMMA3 Lodestar
PixInsight 1.8.9-2  Photoshop CS6


新しい年に入り、大きな災害や事故等で慌ただしい日々となっています。
そんな中、これまでに2回ほど遠征に行くことができました。
昨年末から撮影を始めたオリオン座ですが、魔女の横顔をターゲットに
撮影を行いました。
構図としては1等星リゲルによって照らされているIC2118であることから
リゲルを入れてみました。
通常の処理ではリゲルの輝きが強く出てしまい、星が主役となってしまうために、
マスク処理を施して輝き等を減少させています。


IC2118_PS

撮影日 2024年1月2日
撮影地 阿智村浪合
FS-60CB with RD (F4.2)
D810A  (ISO1600)
120s x 86
EM11 TEMMA2   Lodestar
PixInsight 1.8.9-2     Photoshop CS6
 

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