2024年02月

3月~4月にかけては、久しぶりに彗星を見ることができそうなので楽しみにしています。
さて、2月末にRAT第69号が届きましたので、掲載します。
テーマはドラゴンとなっていましたので、聖書から竜について書かれている
ヨハネ黙示録の箇所を選びました。
また、天体写真は、竜が立ち上げっているようにも見える、IC2118としました。
聖書において竜は、悪魔と呼ばれていますが、IC2118は魔女の横顔にも見える
星雲ですから、地上と宇宙との不思議な結びつきに驚かせられました。

RAT-69-IC2118


次回のRATのテーマは、聖地です。実は、このテーマは私が提案したものです。
先ずは、聖書から聖地についてじっくりと調べてみたいと考えています。
そこから、天体に向かうことに致します。







2月の新月期、遠征の機会が与えられました。
今回は、初めての撮影対象、しし座の銀河Leo Iです。
その存在は以前から知っていたのですが、直ぐ傍にある1等星レグルスからの光のために
良く写らないと思い、撮影を諦めていました。
しかし、暗い空の下で、挑戦してみたくなり、機材をあれこれと検討して撮影してみました。
幸い、道の雪が解けて、いつもの撮影地に行くことができ、
風も、雲もないベストの条件下で、予定していた3時間撮影を終えました。
しかし、氷点下6度の中、体力の限界を感じての帰宅となりました。

撮影した画像のすべてが使用でき、処理をしたのですが、期待していた以上に
銀河の細部が見えています。
望遠鏡のF値が7.5と暗いためか、Leo Iはレグルスの光線の影響を受けずに写し出す
ことができたようです。

LEO_I_STF_HT_ABE_ABE-CC-HT-DC-NXT-HT-CS-mask-HT-ps-si



撮影日 2024年2月12日
撮影地 長野県阿智村浪合
TOA-130NS  with 35FL
D810A  (ISO2000)
240s x 45
撮影範囲はDX(24x16)を設定
EM-200 TEMMA3 Lodestar PHD2
PixInsight 1.8.9-2  Photoshop CS6

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