2024年11月

今月初めにL画像だけを撮影をしていたくじら座の銀河 M77 & NGC1055 ですが、
どうにか今月中にRGB画像を撮影することができました。
遠征当日の朝、予報では一晩中晴れであったのですが、現地に着いた時の予報は
夜半過ぎから曇りとなっており、不安を抱えての撮影となりました。
現地の気温は、撮影開始時点で既に1度であり、今季初めての氷点下での撮影を覚悟しました。
夜空の状態は良く、風もないなかで、予定していた撮影を終えることができました。
幸い、雲は南の低空で留まってくれていました。
そのため、くじら座の下半分は雲の中でしたが、銀河の位置する上半分のところ
(くじらの顔付近)は雲に隠れることはありませんでした。

撮影した画像はG画像において人口衛星の通過が写っているもの1枚を除いて
全て使用できています。
画像処理は、LRGB合成において、Liner Fit を使用してRGB画像とL画像の明るさを
合わせて行うとくすんでしまうので、L画像の明るさはHTにて調整しています。
L画像は星が大きく写っていたので、BXTをリニアフェーズとノンリニアフェーズのそれぞれで使用しています。


M77-SS-SI2-px-gc-ps2


撮影時時刻 2024年11月6日 20時32分~
撮影地 長野県阿智村浪合
TOA-130NS with TOA-35RD0.7x
SX-814(-30d)
L: 300 x 60
R: 600 x 8, G: 600 x 6, B: 600 x 8
EM-200 TEMMA3 PHD
PixInsight 1.8.9-3   Photoshop2024





11月に入り、彗星熱も覚めてきましたので、星雲・銀河の撮影を行いました。
いつもの遠征場所に久しぶりに出かけたのですが、やはり撮影慣れした所では
穏やかな気持ちでいることができます。

撮影対象は系外銀河と星雲として2台体制で臨みました。
系外銀河の方は、モノクロCCDカメラとしたので、今回はL画像だけとし、
RGB画像は次回としました。

もう一台の星雲の撮影は、最近届いた望遠鏡のファーストライトとして
オリオン座を選びました。
178mmの焦点距離の望遠鏡としては造りがしっかりとしており、
重さもあるので、今後はモノクロCCDカメラに接続させて使用したいと考えています。

オリオン座の三ツ星辺りを中心としてM78からM42までの星雲を入れてみました。
鏡筒がF3.5と明るいことから、2分程度で撮影ができることは嬉しいです。
撮影画像からスケアリングは完璧ではないようでしたが、BXTの使用により
画像全面においてほぼ満足できる星像となりました。

M42-PI-PS-SI-2s

撮影日時 2024年11月6日
撮影地 長野県阿智村
MiniCat51  カメラマウントDX-WR
D810A   ISO1250
120s x 118
EM-11TEMMA2Z  Lordstar PHD2
PixInsight   Photoshop2024  Stellaimage9




先月21日に撮影した、紫金山・アトラス彗星、画像処理が未完成のままであったのですが、
どうにか処理を終えて、掲載できる状況になりました。
この日は、天の川と彗星のコラボを期待して、しらびそ高原に行きました。
これまでの撮影地であった土捨て場は、工事中で入れなかったので、
近くの僅かに空いた場所で撮影を行いました。

到着した時は快晴で、期待をしていたのですが、あっという間に雲に覆われてしまい、
彗星が見え始める午後6時頃は星が全く見えない状態でした。
しかし、6時半頃から雲が去り、彗星と天の川が見えてきて感動しました。

2台体制で撮影をしたのですが、広角レンズの撮影に気を取られて、望遠鏡での
撮影に木の枝が掛かるというミスをしてしまいました。
そのために、最初の10分間の画像が使えなかったのですが、後半は良好な
画像を得ることができ、安堵しました。

しかし、その後、再び雲に覆われてしまい、7時半過ぎに撮影は終了となりました。


96-07-12C-4pssi-ps-si2

 撮影時刻 10月21日 18時42分~
AF-S NIKKOR 14-24mm   24mm  F2.8
D750 ISO1600
15s x 12
Photoshop2024  Sequator  StellaImage9

C-2023A3-2

撮影時刻 10月21日 18時56分~
FS-60CB  with RDC0.72   255mm  F4.2
D810A  ISO1600
30s x 15
EM-11 TEMMA2Z   オートガイドなし
PixInsight  Photoshop2024  StellaImage9




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