大きな割には、非常に淡い銀河として知られているNGC4395です。
りょうけん座の渦巻銀河で、低表面輝度の渦巻銀河とも呼ばれています。
以前、撮影していたのですが、銀河の明るい腕が分かる程度であったので、
今回はPixInsightによって処理を行ってみました。
L画像が8時間半も撮影出来ていたので、銀河の腕の周辺の淡い部分が抽出できて、
銀河全体の構造が明らかになりました。
さんかく座のM33に似た渦巻銀河のように見えます。
ここで、これまでの銀河処理と違う点を記しておきます。
低表面輝度銀河のためか、HDRMTを使用しなくても良いことです。
試しに使用すると明るい箇所が消えて、平面的な銀河となります。
むしろ、LHEを使用して銀河の淡い部分を明瞭にしています。
また、銀河の内部にはHⅡ領域も僅かながら存在しています。
その部分はRGB画像にHα画像を加えた処理により抽出しました。
処理方法は、StarNet2とPixel Math を用いる方法を採用しています。
この方法は、NBRGB Combinationのように星の色に影響を与えないで済みます。

撮影日時:2023年 2月16日、21日、26日、3月19日
撮影場所: 長野県阿智村伍和 星見小屋
Orion 250mm with Paracoor2
SX-814(-30d)
L: 600s x 50
RGB: 600s x 20 (1bin)
Ha: 900s x 8
EM400 Temma2
りょうけん座の渦巻銀河で、低表面輝度の渦巻銀河とも呼ばれています。
以前、撮影していたのですが、銀河の明るい腕が分かる程度であったので、
今回はPixInsightによって処理を行ってみました。
L画像が8時間半も撮影出来ていたので、銀河の腕の周辺の淡い部分が抽出できて、
銀河全体の構造が明らかになりました。
さんかく座のM33に似た渦巻銀河のように見えます。
ここで、これまでの銀河処理と違う点を記しておきます。
低表面輝度銀河のためか、HDRMTを使用しなくても良いことです。
試しに使用すると明るい箇所が消えて、平面的な銀河となります。
むしろ、LHEを使用して銀河の淡い部分を明瞭にしています。
また、銀河の内部にはHⅡ領域も僅かながら存在しています。
その部分はRGB画像にHα画像を加えた処理により抽出しました。
処理方法は、StarNet2とPixel Math を用いる方法を採用しています。
この方法は、NBRGB Combinationのように星の色に影響を与えないで済みます。

撮影日時:2023年 2月16日、21日、26日、3月19日
撮影場所: 長野県阿智村伍和 星見小屋
Orion 250mm with Paracoor2
SX-814(-30d)
L: 600s x 50
RGB: 600s x 20 (1bin)
Ha: 900s x 8
EM400 Temma2


