2025年11月

10月は晴れの日が少なく、月末になんとか撮影をすることができました。
M31 は大きな銀河ですから、これまでフルサイズのデジタルカメラ対象でしたが、
今回はモノクロCCDカメラで撮影を行いました。
9月にL画像を5時間弱程かけて撮影していたのですが、1カ月が過ぎて漸くRGB画像を
取得できました。
アンドロメダ銀河は南北方向に伸長していることから縦構図で撮影することが多いのですが、
ここでは銀河本体に注目して横構図にしてみました。
銀河中心部の解像度をさらに上げることもできますが、そうすると中心部が暗くなり
不自然な印象を与えるので、この程度に抑えています。


M31_R25G19B18_CC_DBE_L46_PS_SI_PS

撮影日時: 2025年9月26日、10月27日
TOA-130NS  with TOA-35  0.7x  (F:5.4  698mm)
SX-46(-20d)
L:360s x 46  
R:240s x 25, G:240s x 19, B240s x 18 (2bin)
EM-400 Temma2 ,  Borg 60ED




レモン彗星の撮影とその記事が続いたことで、メシエ天体撮影の報告が遅れてしまいました。
9月~10月にかけて、幾つかの天体を撮影していましたが、その中の一つがM74です。
10月も天気が良くなく、晴れても雲の通過が多く、撮影に時間がかかりました。
メシエ天体としては、小さな銀河でかつ暗いために、幻の銀河と呼ばれているようです。
そのために、画像処理においては、銀河の渦巻腕の広がりを明瞭にするのに苦労しました。


M74-1ps3-SI2_PS_SI

撮影日時:2025年9月26日、10月27日、10月28日
撮影地: 長野県阿智村伍和
Orion 250mm with Paracorr2
SX-814 (-20d)
L:240s x 64 (1bin)
R:180s x 26, G: 180s x 20, B: 180s x 29 (2bin)

レモン彗星の撮影は、10月23日の後、27日と28日にも行ったのでその報告を載せます。
10月27日は阿智村浪合で彗星を眺めたのですが、西の低空に雲が停滞しており
彗星が見え始めた頃、雲の合間からどうにか撮影することができました。
しかし、その後は雲の中で、結局、追尾撮影をすることはできませんでした。

DSC_5340ps2jp

撮影日:2025年10月27日 18時06分
シグマ 105mm      F2.0
NIKON D750  ISO4000   3s  

10月28日は、飯田市の高台にある公園から彗星を眺めました。
西の低空に雲はなく、彗星を十分に見ることができたのですが、
追尾撮影をした画像は飯田市からの光の影響を受けてしまい、
掲載できるほどの写りとはなりませんでした。

lemmon-5509_18pssi

撮影日:2025年10月28日 19時08分~
シグマ 105mm      F2.0
NIKON D750  ISO1000   3s 
10枚を合成 











10月23日に撮影したレモン彗星の画像処理を行いましたのでその報告となります。
前回は、追尾撮影した画像を恒星合わせで処理していましので、彗星の核移動の移動が写っていました。
そこで、今回は彗星の核を合わせて処理を行いました。
さらに、前回は9枚の連続画像を合成していましたが、今回は多少時間の開いているものも含めて
22枚の画像を選び出して合成を行いました。
PIにてSXTを使用して星を消し彗星のみの画像として処理を行いました。
また、恒星の画像は恒星合わせで作成した画像からSXTを使用して彗星を消しています。
二つの画像をPSにてレイヤーでカラースクリーン合成しました。

これにより、イオンの尾が核から伸びている様子が明瞭になりました。
尚、彗星の撮影開始時刻は前回の画像と同じです。


RAT-Lemmon-4



10月に入ってから、話題となっているレモン彗星を撮影に出かけることができました。
当日まで撮影場所が決まらずに悩んでいたのですが、久しぶりで木曽に行くことにしました。
木曽に行くにしても、木曽のどこが良いのか、幾つかの候補の中から選んだ場所がキビオ峠展望台でした。
午後4時頃に到着すると、すでに展望台付近には数名の方が車を止めて撮影準備中。
そこで、駐車場に車を置いてから展望台に通じる小道の脇に、機材を設置しました。

固定撮影と追尾撮影の2台体制として彗星が現れるのを待ちました。
昨年の紫金山・アトラス彗星の見え方が強烈だったので、双眼鏡でレモン彗星が
見えた時にはその小ささに気落ちしてしまいました。

それでも、撮影を開始すると、予想を超えた長い尾に彗星らしさを感じることができました。
彗星の高度が高かったので、固定撮影で御岳山を入れて撮影をするには、
少し時間帯が遅くなったようです。


Lemmom1_PS2_SI

撮影日時: 2025年10月23日 19時4分~
シグマ105mm  F2.0
D750 ISO4000
4s x 10
Photoshop2025, Sequator


Lemmon_5394_9C_RAT_S

撮影日時: 2025年10月23日 18時42分~
SHARPSTAR 94EDPH with RD, F4.4   413mm
D810A   ISO1600
60s x 9
EM11 Temma 2
PixInsight, Photoshop2025











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